パラマウント・スカイダンスは6月4日、「パラマウント・ゲーム・スタジオ」の設立を発表した。傘下の全ゲームスタジオ(スカイダンス・インタラクティブやスカイダンス・ニュー・メディアを含む)を統合したもので、自社の知的財産(IP)を多用する計画。パラマウントのゲーム事業はこれまで、主に自社のIPを第三者にライセンス供与する形で行われてきた。
新部門を率いるトニー・ドリスコル社長は、エピックゲームズ、ワーナー・ブラザース、AT&T、ウォルト・ディズニーで20年以上の経営幹部としての経験を持つ。引き続き、パラマウントの企業戦略・開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントも務める。
ドリスコル氏は、新部門の立ち上げは「もはやゲームを事業の延長としてではなく、映画、テレビ、ストリーミングと並ぶコンテンツ戦略の中核的な柱として位置付けることになる」と述べた。
パラマウントが取得予定のワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の資産には、5月に『レゴ バットマン レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』をリリースしたばかりのワーナー・ブラザース・ゲームも含まれる。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「『スター・トレック』『ミッション:インポッシブル』『トップガン』『スポンジ・ボブ』──これらの世界的IPを抱えるパラマウント・スカイダンスが、ゲーム事業に本格参入する。
同社は6月4日、「パラマウント・ゲーム・スタジオ」設立を発表。傘下のスカイダンス・インタラクティブなど全ゲームスタジオを統合した新部門だ。
トニー・ドリスコル社長は「ゲームを映画、テレビ、ストリーミングと並ぶコンテンツ戦略の中核的な柱に」と述べる。米国成人の3分の2が週1時間以上ゲームを楽しんでいる時代(米ESA 6月3日発表)、しかも同社はワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収でNetflixへの対抗軸を築こうとしているさなか。
ハリウッド大手のIP×ゲーム戦略が一気に厚みを増す格好だ。」














