1995年に初公開された『トイ・ストーリー』シリーズは、これまでに経済活動全体に510億ドル(約8兆2,900億円)の付加価値をもたらしているーー。ウォルト・ディズニーがオランダの経営コンサルティング会社スチュワード・レッドクイーンに委託した調査により、こうした実態が明らかとなった。
多くは消費財の売り上げによるもので、サプライヤー、小売業者、中小企業、サービス提供業者の活性化に寄与しているという。
ディズニーには162億ドルの収益をもたらした。これには、グッズの販売、映画チケットの売り上げ、ホームエンターテインメントのレンタル収入などが含まれる。ディズニーがピクサー、マーベル、ルーカスフィルムを買収するために費やした総コスト(154億ドル)を上回っている。
第1作が公開された当時に子供だったミレニアル世代が、経済効果の74%を占め、Z世代とアルファ世代はそれぞれ19%、7%。経済効果全体のうち、約250億ドルが米国で生じている。
スチュワードは今回、映画、ホームストリーミング、関連商品、テーマパーク、体験型アトラクション、音楽など『トイ・ストーリー』シリーズに関する消費者の支出を分析。それら数値を直接的な影響と間接的なものに分けて集計した。
6月に公開となった『トイ・ストーリー5』は、世界興行収入8億8,000万ドルを突破している。
(文:坂本 泉)














