米国の俳優兼コメディアンのジュリアン・シャピロ=バーナムのレイトナイト・ショー(深夜番組)『Outside Tonight』が、6月17日にYouTubeで初公開される。1950年代にテレビ放送が始まった『ザ・トゥナイト・ショー』と共通点を持つ番組だが、主流のテレビ深夜番組が苦戦する中、「時代に合わせて」インターネット版を立ち上げる。
新番組では、インタビューやコメディコーナーに加え、音楽や一般の人々を交えたコーナーも展開される予定。目標は、YouTube向けに長編エピソードを制作し、それをさまざまなプラットフォーム向けに短縮版として配信することだ。
シャピロ=バーナムは「放送時間や収録時間、現場での実際の滞在時間といった面で、深夜番組の『民主化されたバージョン』を目指している。特定の放送枠に合わせる必要などを気にせず、ただ人々と向かい合ってこうした長編インタビューを行えることに、本当にワクワクしている」とコメント」。放送局の予算確保を待つ必要もなく、自由な発言ができる点にも魅力を感じているという。
テレビ深夜番組を巡っては、政治家がジミー・キンメルらによる発言の検閲を試みている一方で、『ザ・レイト・ショー』は「財政上の理由」により打ち切られるなど困難な状況が続いている。これまでYouTubeで配信開始となった深夜番組には、ベン・グレイブの『Good Night』(5月開始)もある。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「米国の「深夜番組」が、ついにYouTubeに引っ越し始めた。「レイトナイトショー」とは、司会者がデスクに座り有名人を招き、政治やニュースをユーモアで切り取る90分前後の番組形式。1950年代『ザ・トゥナイト・ショー』以来、米国TV文化の象徴だ。その新世代が、6月17日にYouTubeで動き出す。米俳優兼コメディアンのジュリアン・シャピロ=バーナム司会『Outside Tonight』。長編エピソードを配信し、各SNS向け短縮版も展開する。「放送枠や予算に縛られず、自由に発言できる」と本人。『ザ・レイト・ショー』打ち切りなどTV側の苦境、そしてYouTubeで定着したVodcast(動画ポッドキャスト)ブームの流れとも合致する形で、ジャンルがプラットフォームを乗り換えはじめた。」














