Netflixは5月13日、大ヒットを記録した長編アニメ「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」のワールドコンサートツアーを開催すると発表した。AEGプレゼンツと提携し、「アカデミー賞を受賞した同作の要素を壮大な演出で再現するライブ体験」へと昇華させる。
開催都市やツアー日程などは今年後半に発表予定で、Netflixは現時点でウェイティングリストへの登録を推奨。同作品に登場する架空の音楽グループ「HUNTR/X」の歌唱を担当したEJAE、Audrey Nuna、REI AMIがライブパフォーマンスを行うかどうかを含め、公演内容の詳細は不明だ。ここ数年はバーチャルアバターやホログラムを活用したライブ体験が増加していることから、こうした演出が取り入れられる可能性も考えられる。
ただ、セットリストがビルボード200で首位を獲得した「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」のサウンドトラックからの人気曲で埋め尽くされることは間違いない。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「Netflixがアニメ「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」のワールドコンサートツアーを、AEGプレゼンツとの提携で開催すると発表した。配信プラットフォームのオリジナルIPがコンサートツアーへと拡張される動きは、近年顕在化している「映像IPの体験経済化」の最新事例となる。
Esk Films Servicesが手がける「フィルム・イン・コンサート」(映画本編上映+生オーケストラ演奏)、ABBA Voyageのデジタルアバター常設公演、ラスベガスのスフィアなど、映像作品が「鑑賞」だけでなく「現場体験」として拡張される潮流が世界的に確立しつつある。
Netflixの場合、自社配信内のヒット作品がそのまま大規模ライブの収益源となる構造を作りつつあり、配信収入の先にあるマネタイズ・フライホイールの第二段階が見えてきた。
配信プラットフォームの収益軸が「サブスクのみ」から「ライブ+IPロイヤリティ」へと多層化する流れの一つだ。」














