アマゾンは5月8日、Prime Videoアプリにスクロールして閲覧できるショート動画フィード「Clips」を追加すると発表した。モバイル体験を改善する一環。

Netflix、Peacock、Tubi、Disneyなど各社がコンテンツ発見の促進を目的に同様の機能を相次ぎ導入しており、これに続く格好だ。

ユーザーは、TikTokを見るようにスクロールしてハイライト映像を閲覧できるようになる。まず米国の一部ユーザー向けに、iOS、Android、Fireタブレットで提供を開始し、今夏により広く利用できるようになる見通し。アマゾンはNBAシーズン中に同機能を試験導入していた。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「Netflixに続き、Prime VideoもTikTok風の縦型動画を導入した。Peacock、Tubi、Disneyも同様の機能を搭載済みで、主要配信プラットフォームが揃ってTikTok型の縦スクロール・ショート動画フィードを採用した格好だ。

これまで配信サービスは「サムネイル一覧」と「レコメンドカード」で作品を発見させてきたが、ハイライト動画によるスクロール発見動線が業界標準として確立しつつある。先日のZ世代調査でロングフォームに広告品質が高評価される一方、ショートには「掴み」の役割が残るという結果が出ていたが、配信サービスはまさにその「掴み」を内部UIに取り込みつつある。

Amazonの場合、NBAシーズン中に同機能を試験導入して手応えを得ており、本格展開へ進む流れだ。「動画ライブラリ」から「コンテンツ発見プラットフォーム」への変容が、業界横断的に進行している。」