ANDENTは、フジテレビのドラマ制作・技術部門と連携し、AI活用の実験場「AI Sandbox」で、生成AIを組み込んだ制作ワークフローの実証を進めている。ANDENTのAI開発ユニット「stu」が、『救命病棟24時』などの実写ドラマ制作に取り組んでいる。生成AIを活用した一部の映像制作工程では、従来の手法と比べて最大70~80%の作業工数削減を実現した。

現在放送中の『救命病棟24時』では、撮影前に監督が思い描く映像を生成AIで可視化し、制作・技術スタッフで完成イメージを共有して撮影方法を事前に検討。医療シーンの細かな映像処理や、実際の撮影だけでは実現が難しい事故現場の表現などにも生成AIを活用している。

フジテレビは、2026年10月期から毎クール1本以上のドラマを「AI強化枠」に設定し、「AI Sandbox」を通じた作品制作に取り組み、2027年10月をめどに、制作するすべてのドラマで、作品やシーンに応じてAIを活用できる体制の整備を予定している。