TikTokで、友人や家族、知人、そして(時には)敵同士が、自分たちのメッセージのやり取りをAI生成曲の歌詞に変換することが、音楽トレンドの一つとなっている。これを受け、音楽生成AI「Suno」が一時、米国・英国のApple App Storeで最もダウンロードされた音楽アプリとなった。ローリングストーン誌が5月15日伝えた。
このブーム(#texttosong や #textmessage といったハッシュタグで話題になることも)に拍車をかけるべく、Sunoはメッセージのスクリーンショットを曲に変換するプロセスを部分的に自動化する新機能を急遽リリースした。
英国の音楽専門コンサルティング・ファームのMIDiAは、自分の創造性を表現する手段あるいは趣味としてSunoのようなフルソング生成ツールを利用する「コンシューマー・クリエイター」という新たな層が台頭しつつあると指摘。消費者の時間を奪い合うコンテンツの増加を予想している。著作権問題が懸念される中、こうしたコンテンツを既にSpotifyに公開しているTikTokクリエイターもいる。
AI生成の楽曲は通常の投稿よりも長いため、TikTokの広告収入が1カ月で4,000ドル(約64万円)と過去最高を記録したクリエイターもいる。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「スマホの中の友達とのやり取りが、いきなりゴージャスなゴスペル曲に──そんな遊び方が、いまTikTokで大流行している。ハッシュタグは「#texttosong」「#textmessage」。家族や友達、ちょっとした知人とのメッセージを、音楽生成AI「Suno」に放り込むと、ジャンルもボーカルも自動で付いた一曲ができあがる。
米国・英国のApple App Storeでは、Sunoが一時、最もダウンロードされた音楽アプリの座に。Sunoも波に乗り、テキストメッセージ専用の特設ページ(suno.com/text-message-song)を急遽公開した。
チャット文を貼り付けるだけで、登場人物ごとのキャラクターを自動で割り振り、感情豊かな歌詞と楽曲に最適化してくれる仕組みだ。中には、月4,000ドル(約64万円)の広告収入を稼ぐクリエイターも登場している。AI音楽が「ちょっとした遊び」として、生活の中にすっと入り込んできた段階に来ている。」














