Googleは産業用ロボットの世界的リーダーであるファナックとの協業を強化し、同社の「フィジカル AI」の取り組みをGoogleの最先端AI技術で支援すると発表した。

今回の協業を通じて、ファナックが開発する産業用ロボットのシステムに、GoogleのAI「Gemini」や企業向けAIアシスタント「Gemini Enterprise」、Google Cloudの最新技術が活用される。これにより、これまで専門的なプログラミングが必要だったロボットの制御が、自然言語による指示で可能になる。

今月開催されるファナックの「新商品発表展示会」では、次世代フィジカル AIロボットシステムが公開される。Gemini EnterpriseのAI Agentによって来場者の自然言語での指示をロボットが理解し、協働ロボットと標準的な産業用ロボットが連携してタスクを自律的に実行するデモンストレーションが行われる。

また、GoogleのAIロボティクスグループIntrinsicは、ファナックの「CRX」シリーズをはじめとするロボットラインナップとの連携強化と新たなプラットフォーム統合を支援する。ファナックはGoogle DeepMindの「Gemini Robotics」の信頼できるテスタープログラムにも参加しており、両社でフィジカル AIの研究開発を推進していく。