東京都が主催する、”Sustainableな都市をHigh Technologyで実現する”ことを目指す、アジア最大のグローバルイノベーションカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2026」が4月27〜29日に東京ビッグサイトで開催。世界中から約6万人のスタートアップ、大企業、ベンチャーキャピタル、都市のリーダーらが集まった。

4回目となる今年は「AI」を基軸に、人々の暮らしを支える「ロボティクス」「レジリエンス」「エンターテインメント」の4つにフォーカスし、セッション・展示・デモなどを展開。イノベーションは便利さだけではなく、楽しさや心の豊かさをもたらす源泉となり、それが持続可能な未来の社会に奥行きを与えるとの考えから、エンターテインメント分野にスポットが当てられた。

初日のスペシャルキーノートには、東京都知事の小池百合子氏と、特別ゲストとして内閣総理大臣の高市早苗氏が登壇。「変革と成長を牽引するスタートアップへの期待」をテーマとしたスピーチを行った。

高市首相はSusHi Techについて「世界中からイノベーションの担い手の方々が集結して、交流することを通じて、世界共通の課題解決に繋がる新しいアクションを生み出す場として、大変意義深いと考えている」とコメント。高市内閣が目指す『強い経済』の実現には、その基盤として優れた科学技術力が必要であり、スタートアップには日本で生み出される優れた研究成果を実用化していく主要な担い手として大きく期待していると述べた。スタートアップによって創出されるGDP(国内総生産)は、日本の名目GDP比で4%を占め、過去2年間で32%拡大しているという。

また、先端技術の社会実装の加速に向けて「スタートアップのスケールアップ」「ディープテック・スタートアップの支援」「地域のスタートアップの創出・育成」の三本柱で取り組みの強化を図ると表明。こうした政府の取り組みとSusHi Techで生み出される新たなアクションとが相乗効果を発揮することにより、日本のスタートアップ・エコシステムがこれまで以上に発展し、日本の経済成長、ひいては世界各地の課題解決にさらに貢献していくことを期待すると話した。

小池都知事は「今日は世界から、知恵と実践をするんだという強い思いを持った、投資家・企業などのさまざまなプレイヤーがこの場に集まっている。先ほど高市首相から、国がこれからもっと挑戦し、スタートアップを支えていくという話もあった。国と都が連携してさらにスタートアップを盛りたて、産業・経済を活性化していこう」と呼びかけた。