noteのコンテンツが、韓国で広く利用されている検索サービス「NAVER」の生成AI検索「AI Briefing」で、回答の引用元として表示されるようになった。2026年8月から、旅行先やお土産、アニメやマンガ作品など、日本について検索したときの回答を対象にしたテスト的な取り組みで、実際に体験したクリエイターのコンテンツなどが引用される。

AI Briefingは2025年3月に提供が始まり、月に3,000万人が利用している。今回の取り組みは、NAVERが公開されているnoteのページを取得し、自社の検索の仕組みに反映するもの。noteからNAVERへコンテンツやデータを直接提供するものではなく、生成AIモデルの学習データとして提供する取り組みでもない。AI Briefingで海外のユーザー投稿コンテンツ(UGC)が引用されるのは今回が初めての試みとなる。

noteのコンテンツは、日本市場における主要AI検索サービスの引用ドメインランキングでYouTubeに次ぐ2位となっており、今回のNAVERとの取り組みはこの強みを日本語圏の外にも広げる第一歩となる。まずは一部の検索を対象としたテスト的な取り組みとして開始し、結果を確かめながら対象範囲を広げていくことを検討する。

また、noteでは無料コンテンツを対象に韓国語への自動翻訳を順次進めている。

NAVER Corporation Content Alliance Leader Dongseok Hyun 氏 コメント

NAVERは、AIの競争力を支える信頼性の高いデータを確保するため、クリエイターの成長を支援し、グローバルなコンテンツパートナーとの協力を広げています。日本を代表するコンテンツプラットフォームであるnoteとの協業を通じて、NAVERのデータ基盤をグローバルに広げるとともに、韓国の利用者により豊かで、ほかにはない情報との出会いを提供したいと考えています。今後も両社が緊密に協力し、質の高いコンテンツが生まれ続ける好循環をつくっていくことを期待しています。

note 取締役CTO 今 雄一 氏 コメント

クリエイターにとって、自分の作品が読まれる機会が増えることは、創作を続ける大きな力になります。noteは、それを後押しすることがコンテンツプラットフォームの大切な役割だと考えてきました。AIによって翻訳の品質が高まり、言語を越えて作品を届けることが現実味を増すなか、NAVERとの取り組みでこの動きをさらに加速できることを、大変ありがたく思っています。今後も両社で協力しながら、クリエイターが活躍できる機会を広げてまいります。