米国人の3分の2が週に1時間以上をビデオゲームに費やしているーー。同国のビデオゲーム業界団体エンターテインメント・ソフトウェア協会(ESA)が6月3日に発表した英調査会社YouGovとの共同報告書から、こうした実態が明らかとなった。
調査は2月に、米国人1万3,545人を対象に実施された。それによると、米国人(5〜90歳)の推定2億1,230万人が毎週ビデオゲームを楽しんでおり、前年比で3%(720万人)増加。ゲーマーの割合はアルファ世代とZ世代が8割を超え、平均年齢は37歳に上昇した。
回答したゲーマーの63%が、ビデオゲームは「音楽、テレビ、映画の動画配信サービスや、書籍、雑誌、ニュース記事などと比べても、費用対効果において最も高いエンターテインメント価値を提供している」と答えた。
ゲームをする成人のうち、39%がフルタイムで働き、35%に子供がいる。これらは米国の一般人口と比較して高い割合を占めている(それぞれ34%、30%)。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「ゲーマー平均年齢37歳、フルタイム就業率39%、子持ち世帯率35%──米国成人全体(フルタイム34%、子持ち30%)と比べても、ゲーマーのほうが高い数字だ。米エンターテインメント・ソフトウェア協会(ESA)と英YouGovが6月3日に発表した共同調査が描き出すのは、「働き盛りの大人+家族持ち」が積極的にゲームを楽しんでいる米国社会の姿だ。週1時間以上のゲーマーは2億1,230万人、前年比+3%。コロナ禍後の余暇の使い方、家庭内エンタメ消費パターン、Game PassやPlayStation Plusなど月額サブスクで「ながら遊び」が増えた状況──これらが背景にある。かつて「ゲームは子供部屋で若者がするもの」とされていたステレオタイプは完全に崩壊。ゲームは、社会基盤に組み込まれた最大のエンタメへと静かに姿を変えた。」














