米テキサス州オースティンで毎年3月に開催される、テクノロジーとポップカルチャーが融合するフェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」で、アニメが台頭。これをけん引するのが、ソニーグループ傘下のアニメ専門ストリーミングサービス「Crunchyroll(クランチロール)」だ。
同社は今年のSXSWで、アニメが世界中でこれほどまでに大きな存在となった背景や、デザイン、ファン文化、さらには自社のブランドをアニメコミュニティーに浸透させる方法などをテーマにしたパネルディスカッションを実施。さらに、大ヒットアニメをテーマにしたインタラクティブ体験コーナーや、新作アニメ(『Sekiro: No Defeat』)映像の独占先行公開なども行った。
Crunchyrollのミッチェル・バーガー氏(グローバルコマース担当エグゼクティブ・バイスプレジデント)は、米エンターテインメント誌「ザ・ハリウッド・リポーター」に「SXSWは、テクノロジー、音楽、映画、テレビ、ゲーム、アートといった分野で現代文化を形作る様々な勢力が集まる、常に重要な拠点であり続けており、ポップカルチャーに関する最も重要な議論が交わされる場だ」と指摘。アニメが今まさに大きな文化的ブームを迎えていることは疑いようもなく、自社がオースティン現地で、アニメやそのクリエイター、そして熱狂的なファンコミュニティーを巡る議論を盛り上げていくことは、特に意義深いことだと感じていると話した。
Crunchyrollは、北米を代表するアニメ映画の配給会社であると同時に、グローバルなライセンス・マーチャンダイジング事業、アニメファン向けイベント事業を展開。音楽やゲーム分野でも新たな拠点として成長している。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「注目したいのは、Crunchyroll(ソニーグループ傘下の世界的アニメ専門ストリーミング)が、米テキサス州オースティンで毎年3月開催のテクノロジー×ポップカルチャー融合フェス「SXSW」2026で「Film & TV」トラックのスポンサーを務めた点だ。
アニメをファッション・ゲーム・音楽をつなぐ「共通言語」と位置づけるパネル展開で、配信から文化議論の中心へと軸足を移している。注目作はフロム・ソフトウェアのゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』原作の新作アニメ『Sekiro: No Defeat』(監督:沓名健一、音楽:蓮沼執太)。「アナログ手描き第一主義」の職人芸的な映像美が話題となり、2026年内の独占配信が再確認された。
アニメ・ゲーム・音楽が地続きになる時代の、その横断中心にCrunchyrollがいる。」














