米グーグルの持ち株会社アルファベットは10月28日、2026年第3四半期(7〜9月)の決算で、YouTube MusicとYouTube Premiumの契約者数が1億5,000万人を突破したと明らかにした(無料トライアルのユーザーを含む)。昨年3月時点から2,500万人増加している。
YouTube広告の売上高は112億700万ドル(約1兆7,689億円)と、前年同期比9.2%増加。フィリップ・シンドラー最高事業責任者(CBO)によると、「3分の1以上をリビングルームでの視聴が占めた」。
YouTubeのサブスクリプション収入は単体で公表されておらず、これが含まれる「グーグルのサブスク、プラットフォーム、デバイスの売上高」は142億9,000万ドルと11.0%拡大。アナト・アシュケナージCFOは「YouTube MusicおよびYouTube Premiumの伸びと、Google OneのAIプランに対する旺盛な需要がけん引した」と説明した。
Digital Music News(DMN)によると、YouTube Musicの米国における加入者数は、第1四半期に前年同期比45%以上も急増した。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「1億5000万人という規模以上に注目したいのは伸び率だ。Alphabet決算によれば、これは無料体験を含むYouTube MusicとPremiumの合計加入者数。DMNの独自分析では、2026年第1四半期の米国YouTube Music加入者は前年比45%超増えた。SpotifyやApple Music、Amazon Musicの伸びが一桁台という同社の推計と対照的だ。MIDiAもYouTube Musicを2025年に世界で最も成長率の高い音楽配信と評価し、2年連続の首位だとする。強みは音楽だけを売らないこと。YouTube Premiumは広告なしの動画とYouTube Musicを束ね、動画目当ての加入者も音楽に導く。さらに第3四半期、YouTube広告収入の3分の1超はテレビなどリビングでの視聴が生んだという。動画・音楽・テレビをつなぐ経済圏が、会員と広告の両方を伸ばしている。」














