コンテンツ配信プラットフォーム「Substack」で、英国の出版社やクリエイターへの有料購読数が50万件を突破した。同社から入手したデータを基に、米エンターテインメント誌「ザ・ハリウッド・リポーター」が5月8日伝えた。
Substackでは、クリエイターがニュースレターやブログなどのコンテンツを購読者に直接配信することが可能。ポッドキャスト、動画、コミュニティ構築も網羅するワンストップ・プラットフォームへと進化している。
英国は同社にとって、米国に次ぐ第2の市場。利用している著名な英国人には、チャーリーXCX、ジェイミー・オリバー、キア・スターマー首相らがおり、人気の英国クリエイターはLondon Centric、Philippa Perry、Vittlesなど。The Media Club、Film Londonといった英国の映像業界誌も相次ぎ参入している。
世界的に見ると、Substackの有料購読数は500万件以上。クリエイターの50人以上が年間100万ドル(約1億5,700万円)以上の収益を上げている。同社は、昨年の資金調達ラウンドで評価額が11億ドルとなり、ユニコーン企業入りした。
有料購読数の増加について、国際部門責任者のファラ・ストール氏は「オンライン上で『本物の声』や『真実性』を求める読者層が増えているという広範な傾向を反映している」と語った。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「クリエイターが読者に有料ニュースレターやコンテンツを直接配信できる米発のプラットフォーム「Substack」で、英国の有料購読数が50万件を突破した。
国際部門責任者ファラ・ストール氏が「オンライン上で『本物の声』や『真実性』を求める読者層が増えている」と語った点が興味深い。AIスロップ氾濫、ディープフェイク量産、生成コンテンツが新規投稿の3〜4割を占める時代に、対極の動きとして「人間が書く・人間が話す」という直接配信プラットフォームへの需要が伸びている構図だ。
ジャック・ドーシー氏の「Divine」が「人間制作」をC2PA認証で保証し、IPFC・Twinninがアイデンティティ管理でクリエイターを守ろうとしているのと同じ流れにある。
Substackはニュースレター、ポッドキャスト、動画、コミュニティを統合し、世界の有料購読数は500万件超、クリエイター50人以上が年商100万ドル(約1億5,700万円)を上げる。AI時代の反作用として「直接購読」というインフラが厚みを増しつつある兆候だ」














