YouTube出身の映画製作者が台頭している。ハリウッド業界誌「Deadline」によると、週末(5月29〜31日)の全米興行収入ランキングで、YouTubeで名を馳せた監督によるホラー映画2作品が上位を独占した。
首位の『バックルームズ』は8,100万ドルと、インディーズスタジオA24にとって過去最高の公開初週末を記録。ケイン・パーソンズ監督は史上最年少(20歳)でこの偉業を成し遂げた。同作は、パーソンズ監督がYouTubeで公開していたシリーズ動画を長編映画化したもので、観客の約86%が35歳以下、半数以上が25歳以下となっている。
2位のカリー・バーカー監督の『オブセッション 災愛』(公開3週目、2,640万ドル)は、クリスマスシーズンを除けば1982年の『E.T.』以来初めて、2週目と3週目の両方で興行収入を伸ばした(一般的に2週目で50〜70%程度に落ち込む)。フォーカス・フィーチャーズ最大のヒット作となる見込み。
7年ぶりの『スター・ウォーズ』作品である『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』は3位(公開2週目、2,500万ドル)につけている。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「映画館に、若い人たちが戻ってきているが、YouTube出身監督も増えてきたという話。米ハリウッド業界誌「Deadline」によると、5月29〜31日の全米興行収入1位を獲ったホラー映画『バックルームズ』では、観客の約86%が35歳以下、半数以上が25歳以下だった。同作は、ケイン・パーソンズ監督(20歳、史上最年少)がYouTubeで公開していたシリーズを長編化したもの。インディー系のA24で過去最高の公開初週末となる8,100万ドルを記録した。2位もYouTube出身カリー・バーカー監督の『オブセッション 災愛』(公開3週目、2,640万ドル)で、クリスマス期を除けば『E.T.』(1982年)以来の「2週目・3週目とも興行が伸びる」記録を達成。映画館とYouTubeが、思っていた以上に近い関係にあることを、今週末の興行が教えてくれている。」














