Twitchは9月9日、ゲーマーの嗜好や行動の変化に関する初の報告書「ゲーム業界動向レポート」を公表した。
今年1月1日から9月1日までの間にTwitchで記録された、ゲーム関連の視聴86億時間を詳細に分析。上位5タイトル(『リーグ・オブ・レジェンド』『カウンターストライク』『グランド・セフト・オートV(GTA 5)』『ヴァロラント(VALORANT)』『ワールド・オブ・ウォークラフト』)のコンテンツが約17億時間を占めた。
中でも『GTA』への関心とエンゲージメントが高まっており、8月27日にNetflixで同ゲームの特別長編予告映像が公開された後、Twitch上で『GTA』のライブ配信コンテンツが急増。サーバーがダウンする事態となった。
トレンドを見ると、ホラージャンルやインディーゲームの人気の高まりが示された。サンドボックスゲームの人気も続いているが、新たにコージーゲーム(穏やかな雰囲気が特徴)が台頭。『ぽこ あ ポケモン』など、生き物や相棒が登場するゲームの総視聴時間は1億4,200万時間に達した。
対象となるライブ配信を一定時間視聴することでゲーム内報酬を獲得できる「ドロップス」機能は、16億時間の視聴時間を生み出した(前年比46%増)。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「Twitchが初の「ゲーム業界動向レポート」を公表した。1月から9月1日までのゲーム関連視聴は86億時間。地球の全人口が1人1時間ずつ観た計算で、「ゲームを観る」文化の巨大さを改めて示す数字である。中身も興味深い。上位5タイトル(LoL、カウンターストライク、GTA 5、ヴァロラント、WoW)で約17億時間と、常連の強さは健在だが、伸びは裾野で起きている。インディーゲームのタグが付いた配信は3億4,800万時間で前年比51%増。ホラーは2億8,700万時間、穏やかな雰囲気の「コージー系」など生き物・相棒が登場する作品も1億4,200万時間を集めた。配信視聴でゲーム内報酬が貰える「ドロップス」は16億時間(46%増)、参加者は4,000万人に達し、観ることと遊ぶことの接続も太くなっている。大作の合間を、多様なジャンルと仕組みが埋める。観るゲームの生態系は、思った以上に厚みを増しているようだ。」














