Apple MusicのAndroid版アプリで、新たなサブスクリプションプランの導入が示唆されている。Apple Musicはサービス開始当初から全ユーザーに同等のサービスを提供してきたが、フルサービスよりも制限が多い低価格の「ライト」プランが登場する可能性が出てきた。アップル関連のニュースサイト「appleinsider」などが5月30日伝えた。

アップル製品のアナリストであるアーロン・ペリス氏のSNS投稿により、Android版Apple Musicの開発者向けベータ版に「プレミアムアクセスが必要です」「スキップ制限に達しました」「これ以上トラックをスキップできません」というコードが含まれていることが分かった。

Spotifyなどの競合他社と同様に無料プランを導入することも可能だが、Apple Musicはかねて広告付き無料プランを批判。今年4月にもアップルのオリバー・シュッサー氏(Apple Music・国際コンテンツ担当副社長)が、広告付き無料プランは音楽の価値を低下させるとして、有料サービスを維持する姿勢を示していたことから、近い将来に無料プランが導入される可能性は極めて低い。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「Apple Music国際コンテンツ担当副社長のオリバー・シュッサー氏は今年4月、Bloombergのインタビューで「無料配信は業界にとって最悪の発想」と公言していた。それからわずか1か月、同社の路線変更を示唆する動きが出てきた。アップル関連ニュースサイト「appleinsider」が5月30日報じた。アップル製品アナリストのアーロン・ペリス氏が、Android版Apple Musicの開発者向けベータ版に「プレミアムアクセスが必要です」「これ以上トラックをスキップできません」というコードを発見。これらの文字列は、現在のApple Musicにはない機能の登場を予感させる。「制限付き無料プラン」か「制限付き廉価プラン」のどちらかと予想されている(おそらく廉価版)。Spotifyとの料金差を埋める、新しい価格戦略の準備が静かに進んでいるようだ。」