米ゲームソフトウエア開発会社テイクツー・インタラクティブ傘下のロックスター・ゲームスのオープンワールド・犯罪アクションゲーム『グランド・セフト・オートVI』(GTA 6)の発売を控え、一部のクリエイターたちがGTA 6の舞台のモデルとなったマイアミに拠点を構え始めている。米国のオンラインエンターテインメント専門メディア「Tubefilter」が10月21日伝えた。
発売日(11月19日)が近づくにつれ、南フロリダ一帯には『GTA』にちなんだ要素が溢れている。ロックスターは数百万ドルを投じて、サウスビーチの街中に『GTA』をモチーフにした車両を走らせたり、地元NBAチーム「マイアミ・ヒート」が主催するプロモーションのスポンサーを務めたりしているという。その盛り上がりに加わりたいと、ゲーム系クリエイターVanossGamingのチームは、マイアミの邸宅を2週間借り切り、『GTA』シリーズに関連する動画を撮影することを決めた。
タレントマネジメント会社クリック・メディアのジャスティン・ミクラット最高成長責任者(CGO)は、ゲーム業界メディア「ゲームビート(GB)」とのインタビューで「最初の瞬間にいち早く参入することは極めて重要で、『GTA 6』のRPが開始された際に、その勢いをさらに拡大させることが格段に容易になる」と話した。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「前作『GTA V』は累計2億本超を売り、史上最も稼いだエンタメ作品の一つとなったが、今作『GTA 6』はもはや一企業の新作発売ではなく、現実の都市を巻き込む文化イベントの様相だ。映画のプレミアは劇場で行われるが、このゲームの前夜祭は街全体で起きている。ロックスターは数百万ドル(数億円規模)を投じ、舞台のモデルであるマイアミのサウスビーチにゲームを思わせる車両を走らせ、NBAマイアミ・ヒートのプロモーションにも名を連ねる。そこへクリエイターたちが「ロケ地」を求めて集まり始めた。人気ゲーム実況グループのVanossGamingは邸宅を2週間借り切り、現地から関連動画を撮るという。発売日の11月19日に向けて、ゲームとは直接関係のない旅行、飲食、不動産までが特需に沸く。エンタメ作品が都市の観光資源になる流れの、最も極端で示唆的な事例になりつつある。」














