AI生成コンテンツの急増を受けて、YouTubeはコンテンツポリシーを強化。アルゴリズムが、人の顔が映っている動画を優先的に表示するように微調整されたことで、いわゆる「顔出ししないクリエイター」の一部が収益化停止に追い込まれているという。米エンターテインメント誌「ザ・ハリウッド・リポーター(THR)」などが伝えた。
その結果、一部の顔を出さないクリエイターたちは現在、フリーランスプラットフォームのFiverrやUpworkを通じて、動画の顔役として安価なカメラ前ホストを雇っているという。
一方、「Teddy Pooh」や「Terrorrking」など、ソーシャルメディアで成功を収め続けている顔出ししないクリエイターも多い。最も成功している匿名チャンネルのいくつかは、特定の教育テーマに特化しているという。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「「顔役レンタル」とでも呼ぶべき新しい仕事が、クリエイター経済のなかに生まれつつある。AI対策としてYouTubeが顔出し優先のアルゴリズムを導入した結果、顔を出さないクリエイターの一部が、FiverrやUpwork(いずれも米国発のフリーランス仲介サービス)で「カメラの前に立つホスト」を安価に雇い始めた。AIナレーションと映像素材で動画を量産してきた匿名チャンネルが、収益化停止を避けるために「人間の顔」を後付けで導入する構図だ。ギグワークとクリエイター経済が結びつき、「顔」そのものが時給制の役割として流通しはじめている。AI時代の動画制作で、「人間らしさの証明」が外注できる仕事として商品化されていく、興味深い動きと読み取れる。」














