Anthropicは、新モデル「Claude Fable 5」を発表した。

Claude Fable 5は、ミュトスクラスのモデルとして初めて一般提供される。ソフトウェアエンジニアリング、知識業務、ビジョン、科学研究など、ほぼすべてのAI能力ベンチマークで最高水準の性能を示している。ソフトウェアエンジニアリングの分野では、Stripeの早期テストにおいて、チーム全体で2カ月以上かかる作業にあたる5,000万行規模のRubyコードベースのマイグレーションを1日で完了した。また、金融分野の複雑な分析タスクや、スクリーンショットのみからウェブアプリのソースコードを再構築するビジョンタスクでも高い性能を発揮する。

Fable 5には新たな安全対策として、サイバーセキュリティ、生物・化学、蒸留の3分野を対象とする分類器(クラシファイアー)が導入された。これらの分野に関する問い合わせが検出された場合、応答はClaude Opus 4.8に自動的に切り替わる。切り替えが発生するのは平均でセッション全体の5%未満としている。

同時に、Fable 5と同じ基盤モデルである「ミュトス5」も発表された。一部の安全対策が解除されており、米国政府との連携のもと、Project Glasswingを通じてミュトスPreviewのアップグレード版として展開される。両モデルの価格は入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドル。Fable 5はAPIにて「claude-fable-5」で利用可能。サブスクリプションプランでは6月22日まで追加費用なしで利用できるが、6月23日以降は利用クレジットが必要となる。