映像制作AIの開発を進めるBlack Forest Labsは、映画監督マーティン・スコセッシが同社のビジュアルインテリジェンスモデル「FLUX」のアドバイザーに就任したと発表した。
FLUXは、物理・デジタル世界で機能するビジュアルインテリジェンスモデル。ストーリーテリングから建築、デザイン、エンジニアリングまで幅広い用途に対応し、アニメーションからロボティクスまでのツールを支える基盤として開発が進められている。
マーティン・スコセッシは60年にわたり映画制作に携わってきた。FLUXを用いたストーリーボード制作のワーキングセッションも実施しており、「頭の中で見ているものをキャストやクルーにどう伝えるかは常に課題だった。このツールにより、制作デザイナー、アートデザイナー、撮影監督らに対し、より明確かつ効率的にビジョンを共有し、シネマティックインテリジェンスをさらに豊かにしてもらえるようになった。プリプロダクションでは時間がコストに直結するが、クオリティを犠牲にせずスピードを上げることができた」と述べている。
同氏はこれまでも『ヒューゴ』での3D技術、『アイリッシュマン』でのデエイジング技術を活用。テクノロジーと映画表現の交差点に関心を持ち続けており、FLUXの活用を通じて映像制作におけるビジュアルインテリジェンスの可能性を探っていく。














