米AI新興企業アンソロピック(Anthropic)は、同社の収益が急増したことを受け、ライバルであるOpenAIやxAIに先駆けて、初の四半期黒字を達成する見通しだ。情報筋の話を元に、フィナンシャル・タイムズなどが伝えた。
それによると、アンソロピックは投資家に対し、2026年第2四半期(4〜6月)の売上高が109億ドルと前期(48億ドル)から2倍以上に拡大し、営業利益が5億5,900万ドルに達する見込みだと説明した。
この快挙は、AI研究機関が記録的な成長を遂げると同時に前例のない規模の資金を消費している中でも、持続可能な事業運営が可能であることを示している。一方で、アンソロピックは自社製品への需要増に対応するため演算能力への支出を増やしているため、年間を通して黒字を維持することは難しいとみられる。
OpenAIは投資家に対し、2030年には黒字化すると説明。6月に上場を予定しているSpaceXは今年5月20日、同社のAI事業が64億ドルの営業損失を計上したと明らかにした。
(文:坂本 泉)














