FIFA(国際サッカー連盟)は、今年のFIFAワールドカップで初めて、YouTubeやTikTokといったプラットフォームを「優先プラットフォーム」に指定した。

米国のオンラインエンターテインメント専門メディア「Tubefilter」は「同連盟は自社のチャンネルでも多くの注目を集めたが、この優先プラットフォーム戦略の成功により、次回以降の放映権パッケージの大幅な拡大に向けた地盤を固めたことが、最大の成果だったと言えるだろう」との見方を示した。

YouTubeでは、大会期間中にワールドカップ関連コンテンツを視聴したユニーク視聴者数が17億人を記録。このうち5億5,000万人はテレビ経由で視聴した。YouTube上のワールドカップ関連コンテンツの累計再生回数は2,000億回を超えている。

クリエイターに焦点を当てると、YouTubeのクリエイター特派員たち(総チャンネル登録者数3億5,000万人以上)がワールドカップ関連の動画を通じて、世界全体で25億回の再生回数を記録したと報告した。

一方のTikTokは、ワールドカップ関連コンテンツの全世界での再生回数が1兆2,000億回を記録。大会期間中の公式アカウント(@fifaworldcup)の再生回数は280億回で、ワールドカップ関連のハッシュタグを使用した動画投稿数は2,200万本だった。大会期間中には、22カ国30人のクリエイター特派員が舞台裏の様子を届けた。

(文:坂本 泉)