Netflixで6月25日、米国の大人気テレビアニメシリーズを実写化した『アバター 伝説の少年アン』のシーズン2が配信開始となった。
同作は、驚異的な能力を持つ少年が主人公の壮大なファンタジーアドベンチャー。2024年に公開されたシーズン1は、配信初週の再生回数が2,120万回を突破。世界各国の視聴ランキングで1位を獲得し、同週にNetflixで最も視聴された作品となった。配信初週の実績は、実写版『ONE PIECE』を15%上回っている。
シーズン2は、全7話を一挙に配信。これに先立ち、Netflixのグローバルファンイベント「Tudum」で第1話が先行公開されていた。シーズン2は、原作アニメシリーズで高い評価を得た「シーズン2:土の巻」のストーリーの主要な要素を原作に忠実に映像化すると同時に、既に撮影が完了しているシーズン3(最終シーズン)に向けた布石を打つものとみられている。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「実写版『ONE PIECE』を15%上回る好スタートを切った『アバター 伝説の少年アン』が、最初から「終わり」を見据えて作られている点に注目したい。
6月25日配信のシーズン2は、すでに撮影が完了している最終章シーズン3への布石を打つものとされる。3シーズンで物語を完結させる設計が、当初から明確に組まれているのだ。ヒットすれば延々と続編を作りがちな配信ビジネスにあって、明確な始点と終点を持つ三部作として作り切る姿勢は、むしろ潔い。
これは先のゲーム原作アニメ『デビル メイ クライ』が3シーズン完結を貫いたのと同じ発想で、「物語をきちんと畳む」作品が支持を集める流れとも重なる。シーズン1は初週2,120万回再生という好発進を見せた。その勢いを、完結に向けてどう収束させるか。引き延ばさず一つの物語として完成させる設計は、IP育成の新しい成熟形と読み取れる。」














