2026年6月第1週のSpotify日本Top 200(集計期間:2026年5月29日〜6月4日)は、嵐のカタログ30曲がチャートを席巻した。5月31日、嵐はラストライブ「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」の最終公演を終え、1999年のデビューから26年におよぶ歴史に幕を下ろした。そのなかでファンによる聴き直しが加速し、ラストシングル「Five」(211.0万再生・1位)が前週38位から一気に首位へ駆け上がった。一方で3週連続首位を維持したサカナクション「夜の踊り子」(202.9万再生・2位)は2位へ後退した。

今週の新曲

aespaの5月29日に配信リリースされた2ndフルアルバム「LEMONADE」のタイトル曲「LEMONADE」(52.6万再生・94位)が初登場。新アルバムがリリースされたことにより先行配信曲「WDA (Whole Different Animal) [feat. G-DRAGON]」(38.5万再生・193位)も再びチャートインを果たしている。


ラストライブ閉幕、嵐がチャートを席巻

5月31日の東京ドーム公演で活動を終了した嵐。ラストツアーでは全15公演でおよそ49万人を動員した。ラストシングル「Five」が首位に立ったのをはじめ、過去のカタログ曲がチャートを席巻した。「Love so sweet」(146.7万再生・6位)は前週101位から95ランク、「One Love」(144.9万再生・7位)は前週162位から155ランク、「Happiness」(143.8万再生・9位)は前週173位から164ランクと、いずれも大幅な上昇を記録した。

さらに「A・RA・SHI」(123.1万再生・18位)「Monster」(115.6万再生・23位)「Troublemaker」(107.9万再生・28位)「GUTS!」(104.5万再生・31位)など26もの楽曲が圏外からチャートイン。嵐が今週Top 200に送り込んだのは前週の4曲から30曲へと急増し、その合計再生数は2472万再生に達している。

「夜の踊り子」連続首位が途切れる、カタログも後退

サカナクションは「夜の踊り子」(202.9万再生・2位)が3週続いた首位から陥落し、2位へと後退した。それでも再生数でも3位とは50万回近い差をつける高い再生数を維持しており、引き続き高い注目を集めている。一方で「怪獣」(107.2万再生・29位)は前週20位から、「新宝島」(83.1万再生・51位)は前週43位からそれぞれ順位を落とした。「ミュージック」(前週190位)はチャート圏外へ姿を消し、今週のチャートインは4曲から3曲へと減少。嵐のカタログ復権に押される形でバンドのカタログが後退した。

上位アーティストの動向

back number「花束」(154.1万再生・3位)は350週目のロングランで3位へ浮上し、「高嶺の花子さん」(129.8万再生・14位)など計20曲をTop 200に送り込んでいる。M!LKは「好きすぎて滅!」(152.5万再生・4位)「爆裂愛してる」(144.9万再生・8位)の2曲をTop 10に送り込み、米津玄師「IRIS OUT」(152.4万再生・5位)も5位にランクイン。Mrs. GREEN APPLEは「ライラック」(140.1万再生・10位)が嵐に押し出されて順位を落としたものの、「lulu.」(132.9万再生・12位)など計16曲をチャートに送り込んでいる。


圏外再登場

aiko「花火」(38.1万再生・197位)が圏外から再登場した。夏の到来を前に、季節感のある楽曲への需要が高まりつつあることをうかがわせる動きだ。


嵐のカタログが来週以降どこまで上位を維持するか、そして首位を明け渡したサカナクション「夜の踊り子」の動向に注目したい。