声優・梶裕貴がプロデュースする音声AIプロジェクト「そよぎフラクタル」から着想を得て、『木曜日にはココアを』、『お探し物は図書室まで』などで知られる作家・青山美智子が書き下ろした最新小説『愛の声が聴こえたんだ』が、「WEB別冊文藝春秋」にて公開された。あわせて、梶裕貴がナレーションおよび主人公・松木拓人役を、音声AIキャラクター「梵そよぎ(そよぎそよぎ)」が拓人に寄り添う生成AIサービス「Ajik(アジク)」役を務めた特別ティザー動画も解禁された。
小説の主人公は、インテリアメーカーの営業部門責任者を務める36歳の松木拓人。後輩に勧められ、生成AIサービス「Ajik」の「AI占い」を試したところ「怪我に注意」という結果を受け、その通りに手を負傷。治療で立ち寄った薬局で薬剤師の女性と出会い恋に落ちる。仕事はできる、人当たりもいい拓人だが、気になる彼女の前ではうまく立ち振る舞うことができず、誰にも見せてこなかった弱さをAjikにだけ打ち明けるようになる。本屋大賞に5年連続ノミネートされた青山美智子が、梶裕貴の「AIへの想い」に応えて放つ、いまこの時代の恋愛小説となる。
ティザー動画は1分間で、梶がナレーションと拓人の声を、梵そよぎがAjikの声を担当。意中の女性の前で素直になれず葛藤する拓人の人間味あふれる吐露に、Ajikがどこか温かみを感じさせる静かなトーンで寄り添う対話を描いている。
梶 裕貴 コメント
とある番組で青山美智子先生作品を朗読させていただいたことをきっかけに、本企画は実現いたしました。収録にお越しくださった際、「そよぎフラクタル」での活動をお伝えすると、キラキラとした笑みを浮かべて、とても興味を持ってくださって。その後、すぐにプロジェクトについて、またAIについてリサーチを始めてくださり、その探究心と創作意欲に「これがプロの作家さんなんだ…!」と感動したことを覚えております。 青山先生の文章からは、人間だからこそのあたたかみを強く感じます。そんな青山先生がAIをテーマに作品を書かれたら、一体どんな化学反応が起こるのか──今から楽しみでなりません! 私も心を込めて朗読させていただきます。「愛の声が聴こえたんだ」、ご期待ください!
青山 美智子 コメント
私たちにとってAIはとっくにSFの世界のことではなく、ごくごく身近な日常です。これからも予測できないほどのスピードでどんどん進化していくことでしょう。AIなしではもういられない現代社会で何が起きているのか、人とAIとのリアルな関わりの現状と課題、そして希望や可能性を、今、小説という形でここに書き留めておきたいと思いました。ちょうど一年前、梶裕貴さんとお仕事をご一緒したご縁で深く触れる機会をいただいた「そよぎフラクタル」のプロジェクト。「人とAIが共に生み出すエンタメ」にインスパイアを受けながら、その新しいチャレンジのひとつに私も関わらせていただけることをとても幸せに思います。














