右から2人目、トロフィーを手にしているのが、本作のプロデューサー・石丸 健二 氏(講談社VRラボ代表取締役社長)

講談社製作のVRアニメーション映画『猫が見えたら』が、台湾・高雄市で開催された「高雄映画祭」のXR部門で、最高賞「XR Golden Fireball Award」と特別賞「XR Spark Award」の2つの賞を受賞した。

高雄映画祭は、毎年開催される国際映画祭で、近年はアジア最大級のXR(VR/AR/MR)の祭典となっている。本年度ノミネートされた29作品の中から、審査基準である「感情・物語・アート」に優れた作品として「XR Golden Fireball Award(XR金火球大賞)」に選出された。

『猫が見えたら』は、世界的に著名な短編アニメーション作家の和田淳監督による初のVR映画作品。日本の精神医療が抱える諸課題を、関係者への綿密な取材を基に構成し、和田監督の個性豊かなアニメーションスタイルとVRならではの没入感を融合させた。第82回ヴェネツィア国際映画祭でのノミネートを皮切りに、22の国際映画祭で受賞や招待上映を果たしている。

日本語キャストは、主人公「なおき」役にアニメ声優およびVR作品への出演が初となる若葉竜也、母親役にVR初挑戦となる遊井亮子を起用した。

和田 淳 監督 コメント

高雄映画祭でのGolden Fireball Award受賞、とても嬉しいです!『猫が見えたら』は個人的に今までやったことのないことだらけの挑戦でもあったので、 とにかく生みの苦しみのあった作品なのですが、XR部門でも注目度の高い高雄映画祭という場でこのような賞をいただけたことは大変嬉しく、励みになります。僕一人では生み得なかった作品なので、一緒に生んでくれたチームのみなさんにおめでとうと言いたいです。