Sakana AIは7日、総務省事業「インターネット上の偽・誤情報等への対策技術の開発・実証事業(令和7年度)」において、SNS空間の可視化から偽情報判定、対策案の立案支援までを行うシステムの開発を完了したと発表した。
開発した技術は3種類。1つ目はSNS空間の可視化技術で、X(旧Twitter)の投稿データを再帰的にサンプリングして社会的波及力を持つナラティブ(論調)を抽出・階層化する「ノベルティサーチ技術」を開発した。
2つ目は偽・誤情報の判定技術で、AI生成・加工画像や動画の検知、逆画像検索による画像すりかえの検知、AIエージェントによる自動ファクトチェック、投稿者プロフィールや反応内容の分析という4手法を組み合わせた多角的な検証システムを実装した。
3つ目は対策シミュレーション技術で、独自のABM(Agent Based Modeling)標準化フレームワーク「Shachi」を活用し、カウンター発信の拡散効果を仮想SNS空間で事前検証できるシステムを構築した。
3月16日には総務省の成果発信イベントに参加し、関連事業者や中央省庁向けに成果を紹介した。














