TikTokと東宝は、「TikTok TOHO Film Festival 2024」(TTFF2024)でグランプリを受賞した「一寸先はおじ」監督によるグランプリ受賞記念作品『豚の真珠』を、2026年8月21日よりTikTokおよびYouTubeで公開した。TTFF2024は、TikTokと東宝が新たなクリエイターを発掘し、映像や映画を共創することを目的に2021年から開催している縦型映画祭。今回公開した本作は、グランプリ受賞者への副賞として贈られた、東宝のGEMSTONE Creative Labelによる新作映画の制作権利及び制作サポートを受けて制作された。

TTFF2024には約400作品が寄せられ、本映画祭史上初のアニメーション作品として「一寸先はおじ」監督によるアニメーション作品『遊園人』がグランプリを受賞した。今回公開の『豚の真珠』も全編アニメーションによる縦型短編作品として制作され、独創的な世界観と映像表現で注目を集める「一寸先はおじ」監督と俳優の齊藤京子がタッグを組み、母と暮らす現実と自身が理想とする未来との間で葛藤しながら生きる主人公チカの姿を描く。チカ役の声を齊藤京子が、母役を一龍斎貞友が、ポメラ役を久保ユリカが、医者役を中村和正が演じる。

一寸先はおじ 監督・脚本 コメント

手書きアニメ作品の監督は初めてでしたが、プロデューサーをはじめ、本当にスペシャルな制作陣の皆様とご一緒できたことが、私にとっては何よりの経験となりました。その中で、自分にできること、そしてまだまだ足りないことを改めて実感するとともに、このような貴重な機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。 本作の根底にあるのは、私自身が日々感じ、経験してきたことです。現代において「お金」は、生きるためにほとんどの人が欠かせないものである一方で、ときに人の心や選択を揺さぶる、不思議な力を持っています。 生きるために稼ぐ。好きなことを続ける。家族を大切にする。そのどれもが尊く、それでも人生には思いどおりに選べない瞬間があります。この作品は、その答えを示すための物語ではありません。 あなたや、あなたの大切な人にとって、本当に大事なものは何か。そんな問いを、ほんの少しだけでも心に残す作品になれたなら嬉しいです。

齊藤京子 チカ役 コメント

『豚の真珠』にて主人公チカの声を担当させていただきました。今回は、歴代のグランプリ受賞記念作品とは異なり、アニメーション作品へのアフレコという形で参加させていただきました。 映像やキャラクターに命を吹き込むような気持ちで、一つひとつの感情を大切にしながら収録に臨みました。「一寸先はおじ」監督が描く繊細な世界観と表現力には、収録を通して何度も心を動かされました。 『豚の真珠』は、お金や拡散されることに価値が置かれやすい現代だからこそ、本当に大切なものは何かを問いかけてくれる作品です。主人公の葛藤や、お母さんを想うまっすぐな気持ちが、一人でも多くの方の心に届き、この作品が大切なものを見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。