スクウェア・エニックスは、マンガ編集における「写植指定」業務の効率化を目的とした「写植指定AI」を、出版事業本部のコミック編集部内へ段階的に導入する。Mantraとの共同開発で、同社が独自開発したマンガ特化型ツール「Mantra Engine」の一部を応用している。
写植指定とは、マンガ原稿の吹き出し内のセリフに対し、フォントやサイズ、配置などを編集者が手作業で調整・選定する工程。同社では年間約3,000時間が費やされていると試算しており、効率化が課題となっていた。同ツールはAIが吹き出しの形状と文字データを認識し、最適なフォントや配置の候補を編集者に提案する仕組みで、絵柄やストーリーはAIの学習対象に含まれない設計となっている。
βテスト(計1,516ページ対象)では、参加した編集者の継続利用意向が100%、総合満足度は73%が満足と回答した。














