2026年4月第2週のSpotify日本Top 200(集計期間:2026年4月3日〜4月9日)は、先週に続きM!LKが首位を守るなか、Official髭男dismの急浮上とMr.Childrenの旧曲復活ラッシュ継続が重なった週となった。4月公開の映画やスタートしたドラマの主題歌が早速チャートを動かし始めており、春のタイアップ戦線が本格化しつつある。
今週の新曲、BMSG発のボーイズグループSTARGLOW「USOTSUKI」
STARGLOWはBMSG主催のオーディション「THE LAST PIECE」から誕生した5人組ダンス&ボーカルグループ。4月1日に配信開始したセカンドシングル「USOTSUKI」(38万再生)が194位にランクインした。同曲は4月13日付オリコン週間デジタルシングルランキングで1位、4月8日公開のBillboard JAPAN Hot 100で2位を獲得するなど、今後の活躍が期待される新星だ。4月10日にはグループ初の全国17か所を巡るファンミーティングツアー「STARGLOW 1st Fan Meeting -STAR CRUISE-」がスタートしており、ツアーの進行にともなってチャートがどう動くか注目したい。
Official髭男dism「エルダーフラワー」がチャート急上昇
今週最大の動きを見せたのがOfficial髭男dism「エルダーフラワー」(74万再生)で、先週175位から52位へと実に123位もの急浮上を記録した。「エルダーフラワー」は綾瀬はるか主演映画『人はなぜラブレターを書くのか』の主題歌として書き下ろされた楽曲で、3月30日に配信リリースされた。4月17日公開の同映画に加え、4月12日放送のTBS系日曜劇場「GIFT」主題歌「スターダスト」を含む両A面シングルが4月22日にCDリリース予定となっており、映画公開を控えたプロモーション効果が再生数を押し上げた形だ。13日には「スターダスト」の先行配信も始まることから、両曲の動向が引き続き注目される。
M!LKが2週連続首位、Top 10は安定した顔ぶれ
1位はM!LK「爆裂愛してる」(206万再生)が2週連続で首位をキープ。「好きすぎて滅!」(176万再生・6位)とあわせてTop 10に2曲を同時送り込む体制は変わらない。King Gnu「AIZO」(193万再生)は2位で13週目、米津玄師「IRIS OUT」(192万再生)は3位で30週目のロングランを継続。Mrs. GREEN APPLEは「lulu.」(189万再生・4位)「ライラック」(164万再生・8位)など複数曲をTop 20に送り込み、back numberも「花束」(157万再生・9位)が安定してTop 10に留まる。HANAは「Blue Jeans」(175万再生・7位)「ROSE」(141万再生・11位)「Bad Girl」(137万再生・13位)の3曲がTop 20圏内に入り、先週初登場した「Bad Girl」が早くも13位まで浮上した。
BTS「SWIM」(186万再生)は3週連続で5位を維持。「2.0」(148万再生)が前週45位から一気に10位へと35位急浮上したのは、4月2日にYouTubeでOfficial MVが公開されたことが要因のひとつと考えられる。「Dynamite」(45万再生・143位)が圏外から復活したことで、BTSが今週Top 200に送り込んだ楽曲は先週より1曲多い計15曲となった。
Mr.Children「Again」(114万再生・25位)は先週の25位から横ばいを維持しつつ12週目に突入。「HANABI」(68万再生・61位)、「Tomorrow never knows」(48万再生・123位)、「Sign」(41万再生・168位)、「名もなき詩」(40万再生・181位)の5曲が同時にTop 200に入っており、3月25日リリースのアルバム『産声』を起点にしたカタログ再発掘の効果が2週以上にわたって持続していることが改めてデータから浮かび上がる。
圏外再登場ラッシュ
ILLITは3月からグループ初となるライブツアーが始まり、4月6日にシングル「Bubee」を配信スタートしたことで注目が集まり「Magnetic」(38.7万再生)が188位に圏外から復活。Lollapalooza 2026への出演が決まるなど海外でも精力的に活動するYOASOBIは「群青」(38.6万再生・190位)と「アイドル」(37万再生・199位)も圏外からチャートインした。=LOVEは「ラブソングに襲われる」(38.4万再生・192位)が圏外からチャートインを果たした。4月1日のシングル「劇薬中毒」発売にともなうメディア出演の増加が再生数増加の要因とみられる。
映画公開・ドラマ放送・ツアー開幕・新曲リリースと外部要因が絶え間なく続く4月のチャートは、来週以降もダイナミックな動きを見せそうだ。














