日本テレビは、生成AIの急速な進歩に伴うフェイク画像・映像の氾濫に対し、報道素材の信頼性を担保するための「真贋判定技術」の開発プロジェクトをロジック・アンド・デザインと共に発足した。日本テレビが持つ報道・メディアにおけるファクトチェックの知見とロジック・アンド・デザインが保有する特許技術を融合し、人間の目では識別不可能な高度なAI生成コンテンツを識別する革新的なアプローチに挑戦する。
昨今の生成AI技術の著しい進歩により、極めて精巧なフェイク画像や映像の生成が容易となり、そのクオリティは人間の視覚による判断基準を遥かに超えるレベルに達している。日本テレビをはじめ放送局や新聞社など報道機関は、事件・事故、災害時などにSNSに投稿された動画や画像をニュース素材として活用することがあるが、生成AIによって作られたフェイク動画や画像の投稿が増えており、こうした動画や画像を使用することによる誤報リスクがかつてないほど高まっている。報道現場において、素材の真正性を担保し、放送・配信の可否を迅速かつ的確に判断するための技術的セーフティネットの構築が急務となっている。
本プロジェクトでは、日本テレビ報道局が培ってきたファクトチェックの知見と、ロジック・アンド・デザインが保有する独自の特許技術(映像・画像の鮮明化アルゴリズム等)を応用した判定システムの開発を目指す。特定のAIモデルに依存した判定手法では、新しいAIが登場した際に機能しなくなる懸念があるため、特定の生成AI技術の進化に左右されない本質的なアプローチによる手法の開発に注力し、将来にわたって報道現場で機能し続ける強固な真贋判定システムの確立を目指す。














