アニメ『刃牙道』は7月3日、アメリカ・ロサンゼルスで開催されたAnime Expo 2026にて公式パネル「Bring It On, BAKI-DOU!」を実施した。秋田書店広告宣伝部部長の横井佑来氏、トムス・エンタテインメントプロデューサーの阿曽孝義氏、SNS総フォロワー数2,500万人超で範馬勇次郎のコスプレイヤーとして知られるYouTubeクリエイターのLogan Chitwood氏、俳優・武術家・殺陣師の小林和寿氏が登壇。MCはAndrew Alandy氏が務めた。
パネルはシリーズ紹介と第1クールのメインPV上映で幕を開け、コンセプトからアニメ化までの経緯や、シリーズの「組技」基盤に本格的な剣術描写を重ねる制作上の挑戦、最新シーズンへの反響について語られた。横井氏は本作について、父と子の戦いに決着が付いた先で、さらに大いなる力と対峙する物語であり、刀の導入によって死の概念が持ち込まれた点がシリーズにとって新しく非常に深い意味を持つと説明。阿曽氏は、戦国最強の剣豪を現代の格闘家とどう対峙させるかを軸に制作陣で議論を重ねたと述べた。小林氏は自身の剣術の経験や、宮本武蔵の60戦以上の無敗記録に触れ、武蔵が最強の象徴であると同時に、生き延びるための真理に根ざした剣術の持ち主だったと語った。
プログラム後半では、小林氏が「現代に蘇った武蔵」として居合の単独演武を披露したのち、勇次郎役のChitwood氏が登場。第12話「勇次郎 vs. 武蔵」のバトルシーンを実際の映像をもとに、小林氏自らが振付を担当し2部構成のライブパフォーマンスで再現した。来場者は総立ちで戦いの動きを目で追い、締めくくりには会場全体から雷鳴のような拍手が沸き起こった。
その後、観客参加型のコーナーでは「勇次郎の握力対決」と「居合反射神経チャレンジ」が行われ、勝者には限定オリジナル『刃牙道』タオルが贈呈された。さらにじゃんけん大会の勝者1名には、原作者・板垣恵介直筆のサイン入り『刃牙道』原作本が贈られ、イベントは幕を閉じた。アニメ『刃牙道』はNetflixにて世界独占配信中で、第1クールのテレビ放送も開始している。














