Netflixは、セガ子会社アトラスが手がける人気ビデオゲームシリーズ『ペルソナ』を原作とした実写シリーズを製作しているようだ。情報筋の話を元に、米エンターテインメント業界誌バラエティー(Variety)が6月29日伝えた。

クリストファー・モンフェット氏(ドラマ『12モンキーズ』『スター・トレック:ピカード』)が、エグゼクティブプロデューサー兼ショーランナーを務めるほか、脚本も担当。制作は、21ラップス・エンターテインメント(Netflix大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス』)とストーリー・キッチンが担う。セガ常務執行役員の中原徹氏もエグゼクティブプロデューサーに名を連ねる。

ストーリー・キッチンは、映画『ソニック・ザ・ムービー』のプロデューサーであるドミトリ・M・ジョンソン氏が共同設立した、ビデオゲームやその他IPの映像化を専門とする新興企業。現在進行中のプロジェクトには、『トゥームレイダー』や『ライフ イズ ストレンジ』の実写化作品(共にAmazon Prime Video製作) がある。

『ペルソナ』シリーズを巡っては、6月に『ペルソナ6』が開発中であることが正式に発表されたばかり。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「Netflixが、セガの人気ゲーム『ペルソナ』の実写シリーズを製作しているという。注目したいのは、その制作陣の顔ぶれだ。世界的ヒット作『ストレンジャー・シングス』を手がけた制作会社と、映画『ソニック・ザ・ムービー』のプロデューサーが共同設立した映像化専門の会社が組む。
ゲームIPの実写化で実績のある布陣を、あえて集めた格好だ。Netflixは近年、実写版『ONE PIECE』やアニメ『デビル メイ クライ』など、日本発のゲームやアニメの映像化を次々と成功させてきた。「原作を尊重しつつ世界に届ける」ノウハウを蓄積してきたわけだ。
加えて、原作元のセガから常務執行役員が製作総指揮に加わる点も見逃せない。権利を「貸す」だけでなく、作り手として深く関わる姿勢がうかがえる。」