2026年6月第3週のSpotify日本Top 200(集計期間:2026年6月12日〜6月18日)は、サカナクション「夜の踊り子」(190.3万再生・1位)が3週ぶりに首位へ返り咲いた。初のスタジアムツアーが開催中のback number「花束」(168.7万再生)が2位へ上昇。6月13日に開催されたMUSIC AWARDS JAPAN 2026の受賞・ノミネート曲が軒並み再生数を伸ばしたほか、映画「Michael/マイケル」公開によりマイケル・ジャクソンが初めて日本チャートへランクインした。

今週の新曲

6月15日に配信された米津玄師「烏 – Raven」(119.2万再生・23位)がチャートへ初登場した。FIFAワールドカップ2026・日本代表初戦に合わせて発表された「2026 NHKサッカー」のテーマ曲。

BTS「Come Over」(84.3万再生・46位)も初登場した。アルバム「ARIRANG」のアナログ盤に収録されていたボーナストラックで、デビュー13周年を祝うファンフェスタ「2026 FESTA」期間に合わせ6月12日にストリーミングが解禁された。

HYBE所属の3グループのコラボシングル、LE SSERAFIM、ILLIT、KATSEYE「ICONIC BY MISTAKE」(51.4万再生・98位)が6月12日に配信された。

6月8日配信リリースされたBABYMONSTER「SUGAR HONEY ICE TEA」(43.8万再生・149位)が配信2週目にして初ランクイン。5月に配信された「CHOOM」(42万再生・167位)もチャートインしており、6週目に突入している。

映画「Michael/マイケル」公開によりマイケル・ジャクソンが日本チャートへ初登場

6月12日に日本公開された映画「Michael/マイケル」の話題を受け、マイケル・ジャクソン「Billie Jean」(55.2万再生・83位)「Beat It」(54.9万再生・84位)が日本チャートへ初めてランクインした。映画は公開開始の6月12日〜14日の3日間で興行収入10.9億円と動員67.2万人を記録しており、その反響がチャートにも波及している。

なお北米などでは4月24日に先行公開されており、公開初週4月24日〜30日のグローバルチャートTop 200へ13曲がランクイン、公開からおよそ2ヶ月後の6月12日〜6月18日の週間チャートでも10曲がランクインしており、マイケル・ジャクソンのカタログが世界的に上昇している。

back number、スタジアムツアーでカタログ急伸

back numberは「花束」を筆頭に計22曲をTop 200へ送り込み、合計再生数は1814万に達している。スタジアムツアー「Grateful Yesterdays Tour 2026」神奈川公演が6月13、14日に日産スタジアムで開催され、ファンの聴き直しが加速した。「ハッピーエンド」(134.9万再生・12位)、「水平線」(130.6万再生・15位)、「ブルーアンバー」(130.0万再生・16位)、「高嶺の花子さん」(147.9万再生・6位)が上位へ浮上した。「チェックのワンピース」(52.0万再生・96位)は前週146位から、「日曜日」(44.0万再生・147位)は181位から大きく順位を上げ、「スーパースターになったら」(39.0万再生・191位)も初めてチャート入りした。

嵐の動向

首位を譲った嵐は、ラストシングル「Five」(159.9万再生・4位)が4位へ後退。「Love so sweet」(137.9万再生・10位)、「Happiness」(128.2万再生・18位)、「One Love」(119.0万再生・24位)を含むカタログは前週の20曲から17曲、合計再生数も2095万から1472万へと縮小し、活動終了から3週を経てカタログが落ち着き始めた。

MUSIC AWARDS JAPAN 2026の受賞が再生数を後押し

6月13日に開催されたMUSIC AWARDS JAPAN 2026は、受賞・ノミネート曲の再生数を広く押し上げた。最優秀楽曲賞・最優秀ロック楽曲賞・最優秀アニメ楽曲賞の3冠に輝いたサカナクション「怪獣」(126.7万再生・20位)は前週30位から、最優秀J-POP楽曲賞ほか海外4部門を制した米津玄師「IRIS OUT」(166.1万再生・3位)は前週6位から上昇し、「JANE DOE」(68.9万再生・52位)も前週55位から伸ばした。最優秀ニュー・アーティスト賞とダンス&ボーカル楽曲賞「Blue Jeans」(134.2万再生・13位)を得たHANAは「ROSE」(100.9万再生・34位)が前週39位から、最優秀バイラル楽曲賞「好きすぎて滅!」(159.7万再生・5位)のM!LKは「イイじゃん」(48.1万再生・113位)が前週126位から浮上。2年連続で最優秀アーティスト賞を受けたMrs. GREEN APPLEは「ライラック」(145.7万再生・7位)に加え「クスシキ」(67.5万再生・56位)が前週66位から上昇した。

最優秀アルバム賞・最優秀R&B/コンテンポラリー楽曲賞をはじめ複数部門を制した藤井 風は、ノミネートされた「満ちてゆく」(45.6万再生・132位)が前週161位から急伸したうえ、「Prema」(45.0万再生・137位)と「花」(38.6万再生・198位)が圏外から登場。米津玄師「KICK BACK」(38.5万再生・199位)も再びチャート入りした。最優秀リバイバル楽曲賞のORANGE RANGE「イケナイ太陽」(46.8万再生・124位)は前週141位から、最優秀アジア楽曲賞のHUNTR/X「Golden」(64.1万再生・63位)も前週71位から伸ばした。

圏外再登場

6月13日、14日、地元川崎でのライブ公演をもって活動終了したSHISHAMO「明日も」(48.4万再生・110位)が圏外からランクイン。

スピッツ「楓」(39.6万再生・186位)「空も飛べるはず」(38.7万再生・195位)、Superfly「Beautiful」(39.7万再生・185位)、コブクロ「蕾」(39.2万再生・190位)、Saucy Dog「魔法が解けたら」(38.9万再生・192位)なども再登場した。

来週は、勢いの衰えないサカナクション「夜の踊り子」、back numberとマイケル・ジャクソンのカタログの動向に注目したい。