AZARS

ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは4月8日、全社のAI活用指標「All ZOZO AI Readiness Score(AZARS)」を導入したと発表した。

同指標は、生成AIを含むAI活用のレベルを可視化するもので、「組織AI活用レベル」と「個人AI活用レベル」の2軸で構成。業務におけるAI活用状況や能力を4段階で定義する。

これにより、職種を問わず共通の基準でAI活用を評価・推進できる点が特徴。個人のスキルだけでなく、AIを前提とした業務プロセスや意思決定が組織として機能しているかを評価対象とする。同社はこれまで、生成AI研修の実施や業務効率化ツールの開発、全社員へのChatGPT Enterprise導入などを進めており、週1回以上の生成AI活用率は97%に達している。こうした背景のもと、AI活用をさらに高度化し、全社的な競争力へと転換するため、独自指標の導入に至った。

今後はAI活用の拡大を通じ、「ファッション×テクノロジー」の価値創出を進めるとしている。

執行役員 兼 CTO 瀬尾直利氏

AI活用の本質は、単なる効率化にとどまらず、事業そのもののあり方を変革する点にあります。当社では、生成AIの活用を全社的に推進してきましたが、次のステージとして、その活用を組織的な競争力へと転換していく必要があります。AZARSは、その実現に向けた基盤となる指標です。AI活用の状態を可視化し、当社らしく全社で共通の基準を持つことで、継続的な進化と価値創出を支えていきます。