日立製作所はAnthropicとの戦略的パートナーシップの締結を発表した。日立が推進する社会課題解決事業モデル「Lumada 3.0」の強化に向け、両社の知見を融合させる。

本提携では4つの取り組みを推進する。1つ目は、AnthropicのClaudeと日立のシステムエンジニアリング力を融合させた顧客のAX(AIトランスフォーメーション)支援。電力・交通・金融などの重要インフラを対象にセキュリティ強化も図る。2つ目は、日立グループ約29万人の全ビジネスプロセスへのClaude導入による業務改革と、10万人規模のAIプロフェッショナル人財育成。

3つ目は、日立の次世代ソリューション群「HMAX by Hitachi」のさらなる高度化。4つ目は、北米・欧州・アジアを横断するグローバル組織「Frontier AI Deployment Center」の設立で、AnthropicのApplied AI担当者と日立の専門家からなる共同チームを100名から300名規模に順次拡大する。

日立製作所 執行役副社長 デジタルシステム&サービス部門長 阿部 淳 氏 コメント

日立は、社会イノベーション事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してきました。現在、労働人口減少にともないフロントラインワーカーの課題が顕在化しています。今回の戦略的パートナーシップを通じて、Anthropicの極めて信頼性の高いAI技術と日立が有するミッションクリティカル領域のドメインナレッジやIT・OT・プロダクトのケイパビリティを融合させることでお客さまと社会の課題を共に解決していけることを大変うれしく思います。私たち自らが実践者として先進的なAIを活用しながら、「社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダー」として、お客さまの現場(フロントライン)の変革と実社会における真のDXを共に推進し、ハーモナイズドソサエティの実現をめざしていきます。