ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)傘下の米有料ケーブルテレビ放送局HBOおよび動画配信サービス「HBO Max」のトップを務めるケイシー・ブロイズ氏は、英紙タイムズに対し、HBOオリジナルのドラマシリーズ『ハリー・ポッター』の第2シーズンの制作を既に進めていると明かした。
HBOの『ハリー・ポッター』シリーズは、2026年クリスマスにHBOとHBO Maxで放送・配信を開始予定。3月26日にシーズン1の予告編が解禁されたばかりだ。
ブロイズ氏は「特に子供たちが成長していることを考えると、放送間隔をあまり空けないようにするのが目標」とした上で、「この番組は規模があまりにも大きく壮大なため、毎年放送する予定はないが、既にシーズン2の脚本にとりかかっている」と話した。
同ドラマシリーズは、J・K・ローリングの7冊の小説を忠実に映像化する予定で、各シーズンは1冊の小説を基に制作される。
(文:坂本 泉)
榎本編集長「「子供たちが成長することを考えると、放送間隔を空けすぎたくない」——この言葉がハリー・ポッタードラマの本質的な設計思想を示している。原作を読んで育った世代の子どもたちが、シリーズとともに年齢を重ねる体験を設計しようとしている。かつてハリー・ポッターの映画シリーズが8年間をかけて完結し、ファンが登場人物とともに「成長した」体験と同じ感覚を、ストリーミング時代に再現しようとする試みだ。HYBEがWeverse上でファンダムの「成長段階」を設計するように、WBDはハリー・ポッターというIPを通じて視聴者のライフステージに寄り添うプラットフォームになろうとしている。全7巻・各シーズン1冊という忠実な映像化は、原作ファンへの誠実さであると同時に、10年以上の長期コンテンツ供給という経営判断でもある。エンタメ産業でIPの「育てる」時代が本格化している。」














