増井健仁がビジネス、エンタメ、政治など様々な分野のキーパーソンを迎え、“いま起きていること”と“これからの社会”を多角的に読み解き、新しい視点とヒントを届ける「MEDIAMIXI with interfm」。2026年10月20日放送回は、テレビディレクターの岡宗秀吾氏が登場。
岡宗は神戸出身。1995年の阪神・淡路大震災で通っていた専門学校に行けなくなり、そのまま上京した。就職はせず、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』のADとしてテレビの世界に入り、以来30年あまりフリーのディレクターとして番組を手がけてきた。代表作に「BAZOOKA!!!」高校生ラップ選手権や「全日本コール選手権」がある。バナナマンの単独ライブは20年以上にわたってディレクターを担当。著書にエッセイ集『煩悩ウォーク』(文藝春秋)がある。
ただ、今回の放送で中心になったのは、岡宗のもう一つの顔だった。バナナマンのラジオでしばしばオカルト話を披露することから「オカルトさん」の異名を持つ岡宗が、noteで連載しているUFOの体験記「芦屋UFO冒険記」。37年ぶりに届いた同級生からのDMに始まり、ベランダに現れた身長80センチの宇宙人、芦屋神社をめぐる偶然の一致、そして六甲山の山頂に残る4000年前の祭場へ——。「完璧、実話です」と岡宗は言い切る。増井はその中身について話を聞いた。
37年ぶりのDMと、ベランダの宇宙人
増井「noteでめちゃくちゃ話題になっている『芦屋UFO冒険記』のお話を伺いたいんですけど、これどういう話なんでしたっけ?」
岡宗「ちょうど2025年の8月ぐらい、去年の夏に僕が家にいたら、Xのダイレクトメールに“元気?”みたいな感じで、“UFOの動画撮ってんけど送るわ。久しぶり”って。で、そのUFOの動画が添付されてる。“実は2年前にベランダに宇宙人が2人来たところから始まってるんやけど。詳しくは神戸帰ってきたらご飯でも食べよう”って来たんですよ」
増井「怖い怖い怖い怖い怖い。何それ!?」
岡宗「それが、37年間会ってなかったカワサキヒトシくんっていう、中3の時の1年間だけ同級生だった友達なんですよ」
増井「久しぶりの距離感が本当のやつじゃない」
岡宗「もうむちゃくちゃやなと思いましたよ。これはちょっとやばいと思った、正直」
増井「いや、思うでしょ」
岡宗「普通に考えたら、マルチ商法みたいなのに巻き込まれる入り口になってんのかとか、本人がもう精神を病んでるみたいなことであったりとか、宗教的なものであったりとか」
増井「まっすぐはちょっと取れないよね、そのDM」
岡宗「全然取れないし。さすがに僕も何でも信じるということではないですからね。で、動画を見たんですよ。すると、六甲山の近くでお昼間に、空中に銀色の1メーターぐらいの円形の物体が、ぷかぷかぷかぷか3分ぐらい浮いてるのを、子供と一緒にスマホで撮ってる動画だったんですよ」
増井「昼間?」
岡宗「もう真っ昼間で。こんなのCGを使うしかない。鳥の見間違いとか、実体としてはっきりもう見えてるんですもん。映ってるんですもん。3分間も空中にいる。風船とかもありえないだろうし、もしあるとしたらドローンを飛ばして、それにシルバーの、ドローン以外の部分みたいなのをちょっとくっつけて。ただ、スマホの映像の中にはカワサキヒトシくんとお子さんが映ってるんですけど」
増井「映ってんの?」
岡宗「はい。だからそこで操作はしてないなと」
増井「別の人が操作していて、それを子どもと見ているというリアクションをしている、作った映像を送ってるってこと? やらせだったらね」
岡宗「やらせの可能性はやっぱり考えるじゃないですか。あまりにもはっきりしてるから」
増井「しかも37年ぶりに久しぶりだしね」
岡宗「もう謎が渋滞してるというか。でも、これは気になるから」
増井「電話した?」
岡宗「“すごいね”って書いて。37年経ってるんで、もう久しぶりどころの話じゃないんですけど。“覚えてるよ”と。“詳しく聞かせて”っていうので、LINE教えてみたいなので、もう1時間後ぐらいには電話することになるんですよ。話したら、僕はやっぱり怖かったというか、病んでたりとか、いろんなことに巻き込まれていくのに断りきれるのかとか、ちょっと重いじゃないですか。そういうのがあるのかなと思ったら、全然ないんですよ。ただただしっかりしてる、明るい良い奴なんですよ」
増井「その人がもうポップにUFOの動画が撮れちゃって、これ周りに聞いてもらえるとしたらオカルトさんしかいないみたいな」
岡宗「でも37年間縁がないんで、“なんで?”っていうのがずっとあるんです。“なんで連絡してきたの、そもそも”って言ったら、“なんか分かってくれそうな気してんな”みたいなこと言うんですけど」
増井「分かってくれそうって。じゃあなんで37年間連絡ないねんという」
岡宗「本人も、なんか急に連絡したくなったみたいな。SNSで見つけて」
増井「で、このUFOの動画はどうやって撮ったんだと」
岡宗「詳しく聞いていくと、本人がUFOを撮れるようになるこの2年前に武良さんという、神戸で結構有名な“UFOを呼べる”UFO写真家のおじいさんみたいな方がいらっしゃるんです。この方も神戸の方なんですけど。この方が出てるテレビをカワサキヒトシくんが見てたと。“すごいな、こんなことあんのかな”と思って、自宅の芦屋のベランダから“ゆんゆんゆんゆん”ってマネして口で言ってみたりして」
増井「カワサキさんが?」
岡宗「カワサキさんがやってみたんです。3日ぐらいやってたって言ってたかな。そしたらある日、深夜の1時ぐらいにタバコ吸いたいなと思って、自宅のベランダに出たと。出たら結構広い、ルーフバルコニーみたいな、10メーター平方ぐらいの広さなんですよ。そこの奥に、ちょっとちっちゃめの、いわゆる宇宙人。いわゆるグレイって言われる、シルバーのボディに大きなアーモンド型の目で、口とか鼻がちっちゃくて、シルバーで裸みたいな。よくある宇宙人のイラストになる、あの彼らが2人、端っこにモロいたんですって」
増井「はい、最後まで聞きます」
岡宗「一回聞いてください(笑)。びっくりするじゃないですか。タバコ吸おうと思ってたら、もういるんですから。“あー”ってなったんだけど、びっくりはするんだけど、だんだん怖くなくなってくるんですって。その時にちょっと落ち着いて思ったことが、“思ってたより小さいな”っていうことだったんですよ」
増井「普通に感想出るんだ。逃げるとかそういうんじゃないんだ」
岡宗「そしたら、その向こうからテレパシーが来て、“測ってみる?”って聞かれたんですって」
増井「何? 頭の中に“測ってみる?”って声が聞こえるんだ。何を?」
岡宗「ちっちゃいから身長。“測ってみる?”って聞こえて。測れるんだと思って、バーっと部屋に戻ってメジャー取ってきて、その2人の横に行って。測ったら、ちょうど80センチだったんですって。“よし、80や”って、覚えようって」
増井「成人女性の半分ぐらいですもんね」
岡宗「テレビとかで見たことがあるようなイラストとか、CGとかでも表現されたりするグレイよりも、明らかに小さい。80ってこんなんですから。大体1メーター20、30ぐらいかなと思ってたら、だいぶ小さいっていう」
増井「ちなみにカワサキさんは、本当にタバコを吸ってるんですよね?」
岡宗「タバコ吸ってますから。これは正しくタバコらしいですよ(笑)。それで、その後、何事か喋ったんだけれども、記憶がバツンってなくなっちゃって、気づいたら家のベランダの横のソファで寝てたと」
増井「はっ! て気づいたら、もう横たわってるんだ」
岡宗「そうです。だから普通に考えたら夢じゃないですか。だけど圧倒的なリアリティがあるんです。それが何なんだ、怖っ! みたいな感じがすごくあって。それから2年後に、実際UFOの写真が撮れるようになるんですね」
増井「UFOの写真が撮れるようになるっていうのは、UFOを呼んで撮るのか、撮った写真にUFOが写っちゃうようになっちゃったのかっていうと、どっちなんですか?」
岡宗「両方あるみたいですね。テレパシーも来るんですよ、“今来てるよ”みたいなのが来て、撮ったこともあるし。偶然、UFOを呼ぶイベントみたいなやつで、武良さんと交流ができてきて、行って呼んで撮ってたら、よく見ると写ってるみたいなパターンもあるし」
芦屋神社で勝手につながった、2人の体験者
話は宇宙人だけにとどまらなかった。カワサキさんから聞かされた出来事は、やがて岡宗自身の交友関係へとつながっていく。
増井「それで、送られてきたものを見た、エピソードを聞いた。それで?」
岡宗「いろいろ聞いていったら、最近は宇宙人以外にも、空中浮遊もできるようになったって」
増井「ご自身が? カワサキさんが浮遊してるの?」
岡宗「体からバーンと魂抜いて、部屋からポンと空まで出て」
増井「上から下見てるみたいなやつ?」
岡宗「そこから本当に空中をダーッと飛んでいって。最初は怖くて家の周りとかだけにしてたんだけど、“これ結構いけるし、スピードも出せるんだ”ってわかってから東京行っちゃったりとか。一回は富士山とかの近くでちょっと低めに飛んでたら、下に行列が見えたんだけど、全員着物だったから、“あれ、時代違う”と思うみたいな」
増井「これタイムスリップもすんの? みたいな」
岡宗「もう話がね。また、持ってる大黒様の頂いた木彫りの人形から金粉がボコボコ出てきたみたいな。それで本人、八百屋さんやってるんですけど、その仕事が9店舗まで増えたりとか」
増井「え?」

岡宗「オカルトとセットでいろんな現象が起きるようなことになってて。本当にオカルトの特盛りというか、っていう状態だったんです。UFOどころじゃないんですよ。で、聞いていくと、最近は八百屋さんやってるんで、そこの釣り銭を、近くの氏神様の神社のお賽銭と交換してると言い出したんですよね。それは確かに、神社の方はお賽銭で困るんですって。小銭で来るから、あれを銀行でお札に変えてもらうと手数料が引かれる。それよりは、本当に丸々入った方がいいじゃないか。ただの両替なわけだから。だから地元で商店をやってらっしゃる方とかは、お釣りが今度逆にいるから、そういうのを縁起物っていう意味も込めてやりとりするみたいな動きはあって。“そういうこともやってんだ”みたいな。真面目に、オカルトから入って、神社仏閣への理解というか愛みたいな、おじさんっぽい話ですよね。神社仏閣を大事にする感じが出てきたんだなと、話を聞いてて思ってたら、“それが芦屋神社っていうんだけどさ”って言うんですよ。それで僕、“ちょっと待って”ってなったんです」
増井「なんで?」
岡宗「芦屋神社っていうのは、僕の仲のいい友達で、PIZZA SLICEっていう、東京で何店舗かあるニューヨークのピザを出すような」
増井「猿丸さん」
岡宗「はい。猿丸くんっていう後輩の男の子がいるんですけど、彼も神戸出身で、同郷で。当時は知らないんですけど、上京してから仲良く、一緒に海外に2人で行ったりももうしょっちゅうしてるような、本当に仲が良いんですね。その彼が、芦屋神社って、ヒトシが言ったんですけど、そこって猿丸くんのほぼ実家なんですよ」
増井「え?」
岡宗「厳密には今、家が運営してるわけじゃないんですけど、芦屋神社の元々の宮司さんとかにも猿丸家の人間が入ってて。元々その芦屋神社っていうのは猿宮って呼ばれてて。これがまたすごい話なんですけど、猿丸家って、猿丸大夫っていう、百人一首の詠み人、100人いらっしゃる中で1人だけ実在が確認されてないのが、この猿丸大夫って人なんですよ。ミステリアスな歴史上の存在なんです。これが先祖なんですよ、猿丸家っていう。元々その芦屋って高級住宅のイメージあるじゃないですか。それこそ東京でいうと田園調布。でも規模は田園調布の10倍あるんで、芦屋。本当に日本の富裕層みたいなのが住む街に変化していったわけです」
増井「この間、ビーイングの創業者の長戸大幸さんの六麓荘の別荘にお伺いしたんですけど、そういうことですよね」
岡宗「まさに六麓荘から始まったんですよ。電柱を立てずに地下に入れたりとか、駅から遠いから、車で行けるような人のみを相手にする高級住宅地として発展していった芦屋の歴史があるんですよ。それをそもそも作ったのが、その猿丸家なんですよ。だから芦屋市の前に精道村っていう、その村時代の村長も猿丸さん。芦屋市の市長も猿丸さん。これがみんな猿丸吉左衛門っていう」
増井「へー」
岡宗「その直系の家の長男だけが」
増井「吉左衛門を名乗れる」
岡宗「吉左衛門に下の名前が変わるんです。その猿丸くんも今、浩基っていうんですけど、要は吉左衛門のラインなんですよ」
(中略)
岡宗「猿宮は、信仰の柱としての芦屋神社に、後に名前が変わっていくんですけど、ここも猿丸家が元々管理していたところで。それをヒトシに言ったんですよ。“この芦屋神社っていうのは、実は僕の友達の猿丸くんの実家に近いんだよ”みたいな話をしたら、“あ、そうなんや”って知らないんですね。でも実はちゃんと氏神さんだから調べたよって言って、資料みたいなのを送ってきたんですよ。そこにはちゃんと猿丸吉左衛門という当主がいてっていう、歴史が全部書いてあったんですよ。“ここに書いてある猿丸吉左衛門ってさ、俺の友達やで”って言ったら、“え、そうなの? 実在すんの、この人”みたいなぐらいで、知らないんですよ。でもそんなことどころじゃなくて、僕が一番びっくりしたのは、この猿丸くんにも宇宙人にさらわれた過去があるんですよ」
増井「えっと、PIZZA SLICEの猿丸さんの今、話してます?」
岡宗「PIZZA SLICEの猿丸浩基も、かつて宇宙人にさらわれてるんですよ」

増井「もちろん猿丸さん存じ上げてるんで、それ言われちゃうと“そうなんだ”ってなっちゃうよね、僕も。カワサキさんはちょっと存じ上げないんで、まだ実際の人物かもわかんないじゃない。だけど猿丸さんは、それこそ原宿行けばPIZZA SLICEあるし、代官山行けばPIZZA SLICEあるし。あの猿丸さんが、宇宙人にさらわれてんの?」
岡宗「僕ももう10年以上付き合ってるんですけど、会った時から言ってました。“僕、宇宙人にさらわれたことあるんです”と。ニューヨーク時代なんですけど、さらわれて、よくあるんですけど、体を管理監視されて。5人ぐらいの宇宙人、彼はすごく茶色だったっていうんですけど、そういう、いわゆるエイリアン・アブダクションって言われる、エイリアンによる誘拐にあった人なんですよね。それが都合何回か、複数回あるんです。でもそういうのって、言っても証拠があるわけじゃないから、嘘つきみたいなふうに当然なるし、自分でも原因とかわかんないし、“じゃあ今から呼んでやれよ”って言って呼べるわけでもないから、言うのはあんまり控えてるんだけど。これが僕の不思議なところで、大抵そういう人って僕には言いますね」
増井「なるほどね」
岡宗「会ってすぐぐらいにもうその話を聞いて。“修吾さんが一番ちゃんと話を聞いてくれました”みたいなテンションではあるんですよ」
増井「で、その芦屋神社が、そこでつながると」
岡宗「つながって。ヒトシも、その後に宇宙人に会う、動画を撮る以上に、退行催眠っていうので、UFOにさらわれた経験が100回以上あったんですよ」
増井「はぁ」
岡宗「僕の友達関係の中で宇宙人にさらわれたことがあるっていう人は、カワサキヒトシくんと猿丸くんの2人しかいないんです。この2人が、僕が電話をつなぐことによって、もう氏神様として通ってるわけだから、勝手にポコンとつながったわけです」
増井「芦屋神社でね」
岡宗「芦屋神社で。何もこっち言ってないですからね。これはちょっと変だなと思いました。いわゆるシンクロニシティっていう、偶然のように見えるが、すごく不思議な一致感みたいなものを感じたんですよね。これは僕もテレビマンですから、テレビにするって意味じゃなくて、調べたくなっちゃうんですよ。普通、これで面白い話ぐらいになったりとか、なんだったらカワサキヒトシくんのメールを無視するかもぐらいから始まるじゃないですか、そういうのって。だけど、結局しっかり話を聞いて、その後すぐ猿丸くんにも電話して、“3人で会おう”と」
4000年前の祭場で、UFOを呼ぶ
2025年10月、3人は神戸で落ち合う。だが、向かった先は芦屋神社ではなかった。
増井「2人の当事者を集めようと」
岡宗「これはもう会った方がいいと」
増井「芦屋神社がキーワードになって、共通言語が生まれてるからね」
岡宗「猿丸くんに聞いたら、“自分の宇宙人にさらわれた経験を、他の人に、同じような目に遭った人に会ったことがない。だからもう話したくてしょうがないです”と。僕も、去年、万博の仕事をさせてもらってて、よく大阪に行ってたんで、その帰りに神戸が近いんで、去年の10月の14日かな、3人で会おうということで一緒に会って。まずは芦屋神社に参拝した方がいいんじゃないかという話になったんですけど、実はその猿丸くんっていうのは、またこれも奇しくもなんですけど、前日、10月の13日に猿丸大祭っていう、実家の神事に呼ばれて、もう前の日から前日入りしてるんですよ」
増井「前乗りしてたんだ」
岡宗「これも急に日にちがボンと前日に入って、そんな神事なんて今まで1回も出たことなかったんですって。ただ、40歳の誕生日が近くて、40歳になって初めて呼ばれたんです。それがたまたま僕らと会う日の前日だった。ヒトシはそもそも神戸の方の人なんで、僕は万博で行ってるし、猿丸くんは前日に入って、全員がもう揃ってるっていう状況で」
増井「わざわざ行かなくてもね」
岡宗「もうこの約束がなくならないようになってんのかなと思ったぐらいばっちり揃ってて。会って、ちゃんとお互いのUFO体験を話して、2人はもうノってるんですよ」
増井「わかり合って」
岡宗「わかり合っちゃってて。で、3人で芦屋神社にまず行こうってなったんですけど、猿丸くんが急に“僕、前の日に、実はひもろぎっていうところに行ったんですよ”と言い始めて。“何? ひもろぎ”って聞いたら、芦屋神社の御神体、奥の院みたいなところがあって。それは六甲山の山の頂上にあると。古代斎場のことをひもろぎっていうらしいんですけど、いわゆる4000年ぐらい前、縄文時代に、人類の誕生とかに近い頃に、神様を祀っていた場所なんですって。これが後に街中にある神社に変わっていくんですけど、その元々の根っこの神様の場所、それをひもろぎと言うと。猿丸くんもそんなこと全く知らなかったんですけど、それを教えてもらったんで、“そこ行きますか?”って言い出して。行こうと。芦屋神社よりもそっちの方が奥の院感があって、いきなり根っこに挨拶っていう感じが悪くないっていうことになって行ったんです」
増井「ほう」
岡宗「そしたらそれが、グリーニアっていう、六甲山の上にある子供用のアスレチックパークみたいなのができてるんですよ。大きな池があったりとか、ジップスライドみたいなのがあったりして、それこそ甲子園球場6個分みたいな、めちゃくちゃでかい、日本最大級に近いスペースなんですよね。その中にあるんです。もちろんその周りにはそういうことは書いてないですよ。“ここにひもろぎがある”とか」
増井「じゃあ、“ここひもろぎだよ”って知ってるのは、知ってる人しかわかんないってこと?」
岡宗「ほぼ誰も知らないです。でも地図にはあります。Googleマップにあったから」
増井「Googleマップには“ひもろぎここ”って書いてあるの?」
岡宗「そうそう。歴史的な場所ってたまに書いてないですか?」
増井「書いてある書いてある」
(中略)
岡宗「だからグリーニアみたいな場所に、おっさん3人で行って。子供の行くアスレチックには行かないわけじゃないですか。大きな丘があって、そのひもろぎに向かって、ただただコースアウトしていくんですよ、僕らは。その感じがすごく映画的っていうか。世の中では、ただのアスレチックパークが、実は4000年前の神が降り立った場所であるっていう、それを今の人たちは誰も知らない。それを我々は知っていて、そこに向かって一直線に進んでいってるっていう感覚が、非常に映画的だなと思ってワクワクしてたんですよね。それで行ったら、巨大巨石の、ストーンサークルって言われてる、十何個の石が、一個100キロぐらいの石が綺麗に成形されて円状になってるんですね」
増井「それ、誰かが作ったんですか?」
岡宗「もちろん。これは世界中でメンヒルとも言うんですけど、イギリスとかでも有名なストーンヘンジって、岩が立ってる。要はこれを持ってきたり建てたりしながら、祈る場所を作ったりしてるわけですよ。“ここに神が降臨した”っていう伝説とともに」
増井「え、それがグリーニアの中にあるんですか? ひもろぎが?」
岡宗「あるんです。全く見えないですよ、外から。ただの丘なんですよ。丘の上にちょっと森があって、その森の中にだけあるんです。だから誰も来ないんです、そんなところに」
増井「で、そこに岡宗さんたちが行った」
岡宗「行ったんです。そこでちゃんと手を合わせて。“この後UFOを絶対撮影したいです”と。“ヒトシもUFOを撮るように頑張ります”みたいなことをやって。その後、六甲山で実際UFOを呼ぶんですけど、さあどうなったでしょうっていうのが、noteで書かせてもらった『芦屋UFO冒険記』」
増井「なるほどね。じゃあ実話なんだ」
岡宗「完璧、実話です」














