2026年4月第4週のSpotify日本Top 200(集計期間:2026年4月17日〜4月23日)は、M!LKが4週連続首位を維持するなか、コーチェラ2週目出演を終えたジャスティン・ビーバーの楽曲が新旧合わせて6曲Top 200にランクインし、国内および一部韓国アーティストが大半を占める日本チャートにおいて欧米圏アーティストが存在感を示した週となった。

コーチェラ効果でジャスティン・ビーバーが6曲同時ランクイン

現地時間4月18日(日本時間4月19日)、ジャスティン・ビーバーはコーチェラ2週目のヘッドライナーとして出演した。先週のシンプルなパフォーマンスとは大きく変わり、豪華ゲストを迎えた華やかなパフォーマンスを披露した。ジャスティン・ビーバーのファンを公言しているビリー・アイリッシュがステージに登場、ジャスティンは「One Less Lonely Girl」を歌い上げた。セクシー・レッド、ビッグ・ショーンらもゲストとして登場し、後半にはディジョンと先週に引き続き共演。さらにアルバム「SOS」の大ヒットで知られるSZAをゲストに迎え「Snooze」を披露した。

ステージはYouTubeでライブ配信されており世界中で視聴が可能であったことも熱狂の要因となった。またYouTubeはStations機能を活用してCoachella TVで24時間常時放送する新しい取り組みをおこなった。

2012年リリースのニッキー・ミナージュとの共作「Beauty And A Beat」(61.5万再生・72位)が14年の時を経てチャートへ初登場した。

映画「ワイルド・スピード」シリーズへの出演でも知られるラッパー・俳優のリュダクリスをフューチャーした2010年のヒット曲「Baby」(46.3万再生・136位)も同じくチャートに初登場した。

先週ランクインしたザ・キッド・ラロイとのコラボ曲「STAY」(50万再生)は181位から113位へ大幅浮上。

他には「Love Yourself」(46.9万再生・132位)に加え、「Sorry」(43.2万再生・154位)「DAISIES」(40.6万再生・176位)もチャート圏外からランクインする結果となった。

グローバルチャートでは「Beauty And A Beat」(6,662万再生)は1位を獲得、20曲がTop 200にランクインしていることからグローバルの影響が国内チャートにも波及しているといえるだろう。

M!LKが4週連続首位を維持、上位常連アーティストの動向

M!LK「爆裂愛してる」(194万再生・1位)が4週連続首位を守り、「好きすぎて滅!」(165万再生・6位)とともに2曲同時Top 10をキープ。米津玄師「IRIS OUT」(183万再生・2位)は32週目、King Gnu「AIZO」(167万再生・4位)は15週目と依然として高水準を維持している。Mrs. GREEN APPLEは「風と町」(139万再生)が先週28位から11位へと17位上昇し、「lulu.」(176万再生・3位)「ライラック」(157万再生・8位)を含む複数曲がTop 20内に残留。back numberも「花束」(142万再生・10位)がTop 10をキープし、「ブルーアンバー」(127万再生・18位)「ハッピーエンド」(127万再生・19位)「高嶺の花子さん」(126万再生・20位)がTop 20に3曲同時ランクインする盤石ぶりを見せた。HANAは「Blue Jeans」(162万再生・7位)「ROSE」(139万再生・12位)「Bad Girl」(117万再生・24位)の3曲をTop 25圏内に維持している。

Official髭男dism「スターダスト」(76.4万再生・52位)は先週182位から130位急浮上。「エルダーフラワー」も40位まで上昇し今週ついに100万再生を突破した。4月22日のCDシングル発売が再生数に反映されている。2曲がTop 200に同時ランクインを継続している。

圏外再登場、平成リバイバルブーム

4月18、19日にSGCホール有明で行われたライブでの演出が話題となったサカナクション「夜の踊り子」(42.5万再生)が圏外から160位へ急浮上。MONGOL800「小さな恋のうた」(39万再生・192位)も圏外から再登場した。4月16日に開催されたNexTone Award 2026での受賞や再生数のミリオン達成といったニュースにより報道が増えたことが要因だと考えられる。今年結成25周年を迎えるORANGE RANGE「イケナイ太陽」(38.4万再生・194位)も圏外からチャートイン。TikTokなどのSNSを起点とした平成リバイバルブームが、再生数というデータに映し出されている。

ジャスティン・ビーバーの楽曲群の動向と、平成リバイバルブームに乗った旧曲がさらなる上昇を見せるかどうかが来週の注目点となりそうだ。