10代を中心に人気のメタバースサービス「Roblox(ロブロックス)」は4月17日、ゲーム開発ツール「Roblox Studio」およびAIアシスタント「Roblox Assistant」にエージェント機能を追加すると発表。Roblox Assistantにプロンプトを編集可能なタスクに分割する「プランニングモード」を追加し、共同開発パートナーへと進化させた。

プランニングモードでは、「計画」「構築」「テスト」というフレームワークを提供し、プロンプトを実行可能なタスクに変換。これにより、作業を実行する前にフィードバックを提供したり、結果が目標に沿っているかを確認するためにテストを行ったりすることが可能になる。実行前に手順を確認できるため、より細かく制御が可能となり、手戻りを減らすことができるようになる。

同社はこのほか、新しいメッシュおよびプロシージャル生成ツール、プレイテストエージェント(ベータ版)を実装した。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「世界中の10代に人気のメタバース「Roblox」が、ゲーム開発のあり方そのものを変えにきた。新機能「プランニングモード」は、自然言語のプロンプトを「計画→構築→テスト」の編集可能なタスクに自動分解し、プログラミング経験が浅いクリエイターでも、AIと対話しながら本格的なゲームを作れる環境を整える。メッシュ生成ツール(テクスチャ付き3Dオブジェクトを自動生成)、プロシージャル生成ツール(パラメータで形状を可変できる3Dモデル生成)、プレイテストエージェント(AIがゲームを実際にプレイしてバグを検出するベータ機能)も同時実装された。「アイデアはあるけど作り方がわからない」という壁が、技術的にどんどん低くなっていく。Robloxは外部LLM(AnthropicのClaude、OpenAIのChatGPT、Codexなど)との連携も可能にする方針だ。次世代のゲームクリエイターの定義は、「コードを書ける人」だけにとどまらず、「面白い体験を構想し、AIと一緒に形にできる人」へと、その輪郭が広がっていく。」