モンストの「中の人」として生配信や番組でファンにおなじみのテルーマンさんが、人生初の食レポ。それも、モンスト・コラボの限定ラーメンを。MEDIAMIXIは、渋谷センター街でそんな一部始終を見届けてきた。

スマホゲーム『モンスターストライク』(以下モンスト)と、関西発の牛骨ラーメンチェーン「まこと屋」のコラボ「まこと屋で旨さ運極!麺・獣神祭キャンペーン」は、9月4日(金)から11月9日(月)まで全国のまこと屋97店舗で開催中だ。コラボメニューは2種。赤辛タレをブレンドした「獣神麺・赤」(1,540円・税込)と、看板の濃厚牛白湯そのものを味わう「獣神麺・白」(1,430円・税込)。どちらも煮卵にはモンストでおなじみのオラゴンやゲーム内アイテムの焼印が入る。まこと屋公式X(@ramenmakotoya)をフォローし「#麺獣神祭」を付けてコラボメニューの写真や動画を投稿すると、抽選10名にオリジナルラーメンどんぶりが当たる。

舞台は渋谷センター街本店。店内はコラボのために描き下ろされたマナとリンネのイラストでラッピングされている。第一部はテルーマンさんによる赤の食レポ、第二部は当編集長による白の食レポでお届けする。

第一部 テルーマンさん、獣神麺・赤を食べる

取材は16時。テルーマンさんは「お昼ご飯食べてないんで」と、この一杯のために昼食を抜いてきたという。ラーメンは大好き。辛いものも「結構好き」。編集部としては「辛い!」と叫ぶ絵を密かに期待していたが、一口目の感想は「辛さはちょうどいいです」。まこと屋のコンセプトは「家族が喜ぶラーメン屋」。赤といえど辛さは4段階から選べる穏やかな設計だ。テルーマンさんも「みんな好きでしょ、この味が。辛くなければ、子供も全然食べれますし」と、家族向けなら白をすすめていた。

驚いていたのはスープだ。「元々の牛骨のスープがすごい甘みがあるんで、それと絡まって」と言いながらレンゲが止まらない。「スープ飲みますね。全然飲みますよ」。豚骨とはちがう牛骨白湯のまろやかな甘みと、赤辛タレの酸味・胡麻の風味がいい具合に混ざるらしい。

味変も存分に試した。まこと屋 エリアマネージャーの阿部和弘さんに勧められたにんにくチップを投入すると、「うわ、よりガツンときますね」。「この後お仕事とかあるんですか?」と聞くと、「あります。なんとか乗り越えます」。続いて辛子高菜も全部載せ。きくらげともやしの「ザクザクした食感」も気に入った様子で、「どんどん箸が進んで。食べちゃうな」。

そんな中でテルーマンさん、「十年の『中の人』経験でも、レポはあんまり……」と苦笑い。生配信や番組で無数のユーザーの前に立ってきた人が、食レポは初めてなのだそうだ。そこで、取材の書き起こしから「おいしい」だけを拾ってみた。

「おいしいです」(スープ、一口目)

「すごいおいしい」(スープ、もう一口)

「味が染みてておいしいです」(コラボ煮卵)

「麺もスープが絡まってすごいおいしいです」(麺)

「おいしい。めちゃめちゃしっかり味がついてて。おいしい。なんでもおいしいな」(辛子高菜)

「おいしいから食べちゃうんだよ」(止まらない箸)

「おいしい」(もはや独り言)

「辛いのおいしいよね」(改めて赤をプッシュ)

「ここ最近、牛骨は間違いない。めっちゃおいしいですね」(総括)

計11回。約10分で完食し、「ごちそうさまです」。食レポは初めてでも、本当においしければ「おいしい」の力押しでも伝わることがよくわかった。さすがだ。

モンストの中の人らしい一言も。「これ、マナも大好きなんじゃないですか」。ラーメン好きのキャラクター・マナの描き下ろしイラストがあしらわれた渋谷センター街本店限定の壁面パネルに向かって、そう語りかけていた。

最後にテルーマンさんから、ファンへの案内も。「ステッカーも1枚ずつもらえて。ランダムですけど」。1杯ごとにもらえるノベルティは全12種からランダムだが、まこと屋公式アプリのスタンプカードにスタンプを6個貯めると、コンプリートセットがもらえる。「6杯分コラボメニュー食べていただいて」とのこと。本当に6杯食べられるのか、第二部で率直に評価してみた。

第二部 編集長、獣神麺・白を食べる

編集長の私がいただいたのは白。いろいろ取材をしてきたが、私も食レポは初めてだ。いちおう作家でもあるし、ラーメンは食べ歩いているので何とかなるだろうと思って来た。テルーマンさんと同じく、昼食は抜きで準備万端。

8時間炊き込んだという牛骨スープには自然な甘みがある。同時に牛骨ならではのパンチもあり、「パンチがあるのにマイルド」という不思議な感触だ。豚骨に近い濃度なのに香りは穏やかで臭みがまったくなく、豚骨では出会ったことのない甘みがある。お子様やお年寄りにも食べやすく、若者やお父さんにも満足感がある。この両立にいちばん驚いた。

麺は歯ごたえのある丸いストレート麺で、ぷつりと歯で切れる感覚が小気味よい。チャーシューは煮豚タイプでほろほろ、厚みもあり、とろりとした脂身がうれしい。さりげなく中華系のスパイスで香味付けされ、かすかな爽やかさがマイルドなスープと響き合う。煮卵はとろりとした黄身まで味が染み、塩味は控えめ。剣の焼印は大人でもちょっとうれしい。白にも少量の唐辛子味噌が載っていて、発酵した豆の旨味が甘いスープに締まりを与えている。

味変はにんにくチップ、辛子高菜のほかに、生にんにく、特製の香味ラー油まである。食べ終えた後は、パンチのあるものを食べた満足感と、もたれない軽さが同居する。これなら渋谷で飲んだ後に食べても夜中に後悔しない。

店内は清潔で、家族連れでも入りやすい。壁には水溜りボンドのトミーさんの色紙(一日アルバイト企画で来店したという)や声優の色紙が並び、場所柄バンドマンの常連も多いそうだ。まこと屋は今年、駒沢オリンピック公園で10月30日から開かれる「東京ラーメンフェスタ 2026ファイナル」に初出店するという。家族連れの方にこそおすすめしたい一杯だ。

さて、テルーマンさんの言う「6杯」。率直に言って、いける。理由は二つある。ひとつは、ガツンとくるのにやさしい味であること。もうひとつは味変の秀逸さ。にんにくチップ、辛子高菜、生にんにく、香味ラー油と、同じ一杯が毎回ちがう顔になる。赤と白を行き来すれば、6回どころか定番化できる。11月9日まで、私もコンプリートセットを狙えそうだ。