アップルは10月13日、小型スマートスピーカー「HomePod Mini 2」を発表した。多くの新色に加え、オーディオ性能の向上、Siri AIを駆動するチップ「S10」を搭載。ただし、Siri AIのサポートは今後のソフトウェアアップデートで提供される予定で、10月30日の発売時点では利用できない。

LEDライトを再生中の曲のアルバムアートと同期させる新しい「サウンドグロー」機能が搭載されており、Macのデフォルトスピーカーとしても使用可能。新しいApple TV 4Kと最大4台までペアリングして、サラウンドサウンドも楽しめる。

S10チップにより、Siri AIが利用可能になるほか、スピーカーからの応答が「より会話的な」ものになる。Siri AIは、米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ、インドで英語対応で提供される予定。

アップルはこのほか、スマートディスプレイ「HomeView」、第4世代「Apple TV 4K」など、その他の新しいホーム向け製品も数点発表した。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「スマートスピーカーは長らく、天気やタイマー、曲名指定の先へ進めなかった。生成AIがその停滞を破ろうとしている。AmazonはClaudeも活用するAlexa+、GoogleはGemini for Homeを展開。Appleも10月13日、S10搭載のHomePod mini 2を発表した。音楽の頼み方も変わる。「高校の頃に聴いた、夏らしい曲」と曖昧に話しかけ、会話から好みの一曲を探す。Appleは友人がメッセージで勧めた曲を探す機能も掲げた。日本での進度は異なる。Googleは4月に日本語の早期アクセスを始め、6月には専用スピーカーを発売。Alexa+の日本展開は未発表。AppleのSiri AIはiPhoneなどで10月から日本語ベータ版を予定するが、HomePod mini 2向けは後日更新で、当初は英語8カ国のみだ。会話で音楽を選ぶ時代、日本でもすでに始まっている。」